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転職したい企業ランキング1位は『トヨタ自動車』〜エンジニア3074人大調査!

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 もし、転職するとしたらどの企業に入りたい?転職サイト『リクナビNEXT』が発表したエンジニア3074人のアンケート結果によると、1位【トヨタ自動車】、2位【ソニー】、3位【キヤノン】、4位【日本IBM】、5位【本田技研工業という結果が出た。2年前の前回調査では、1位【ソニー】、2位【トヨタ自動車】、3位【日本IBM】、4位【キヤノン】、5位【本田技研工業】で、顔ぶれは変わらないが、順位が若干入れ替わった。

 いずれの企業も、研究・開発に熱心で、技術力に定評があり、エンジニアを大切にする風土があるのが共通点。しかし、各企業の選択理由を見てみると、【トヨタ自動車】は「給与・待遇がよさそう」、【ソニー】は「高い技術力」、【キヤノン】は「技術者が働きやすい環境・設備」という点が最も評価されていることがわかる。

 10社中7社に「給与・待遇がよさそう」という選択理由が見られ、1位の【トヨタ自動車】、前回12位から今回ベストテン入りと健闘した【日本電気(NEC)】の選択理由の3番目には「長期的な安定性」が入っているが、そんなところに現代の格差社会、先行き不透明な時代への懸念が表れているようだ。「高い技術力」や「研究・開発への熱意」も、日進月歩の技術系企業が生き残る上では必須条件だ。

 4位の【日本IBM】と7位の【マイクロソフト】はともに外資系だが、「高い技術力」「技術者が働きやすい環境・設備」「給与・待遇がよさそう」の順で評価されている点が共通している。外資系は平均的に給与待遇面では日本企業よりも優れていることが多いため、それを前提に技術力のより高い企業に人気が集まった結果と言えるだろう。

 その一方で、ベストテン圏外には、【グーグル】(12位)、【ヤフー】(15位)、【楽天】(17位)といった新興ITベンチャー企業が並ぶ。新しい技術や体制を持つベンチャービジネスが次々と生まれ成長していくことは、健全な経済活動においても望ましいことだ。

 また、これらの3社では、「自由な風土」が選択理由の高い比率を占めており、保守傾向ばかりでなく、革新的な企業を支持する人も多いことがわかる。技術の世界では守りより攻めが肝心。各企業とそこに就職する人材の今後の動向に注目したい。

【調査概要】
・有効回答数:3074件
・調査期間:2006年1月
・調査対象:日本国内在住者
・対象年齢:25〜45歳
・対象職種:ソフトウェア系職種(コンサルタント、SE、ネットワーク関連)、ハードウェア系職種(電気・電子関連、機械・メカトロニクス関連)、化学・素材系職種
・調査方法:インターネット調査会社のパネル会員に向けたインターネット調査


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