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　学生時代の思い出が詰まった言葉に、“部活”や“同好会”がある。何もかも忘れてひとつのことに打ち込んだ毎日、友達との協力とライバル意識、そして･･･。社会人になってからは、どんな部活や同好会だったら入りたい？　そこでORICON STYLEがリサーチを実施し、「会社にほしい部活、同好会」を聞いてみた。

　リサーチの結果、1位の【野球】から6位の【フットサル】、さらに8位の【ゴルフ】【バレーボール】まで、トップ10はスポーツが大多数を占めることになった。スポーツ系の部活や同好会がほしい理由は、大きく分けて3つあるようだ。

　まず一つが「体を動かす機会がない」（1位【野球】：神奈川県/30代/男性）と、社会人になってからの運動不足をあげる声。確かに、体育の授業があった学生時代と違い、社会人になると運動する機会が少なくなる。部活や同好会という形で運動不足を解消できれば何よりだ。

　次は、シンプルな回答で「好きだから」（5位【ボウリング】：鹿児島県/40代/女性）というもの。今回のリサーチでは、「○○が好きだ!!」という皆さんの熱い想いが数多く寄せられている。

　最後が「以前からしているスポーツだから」（8位【バレーボール】：沖縄県/20代/男性）という理由。ずっと続けたいが、個人では人や場所や時間の確保が大変。だから会社に部活を作って、という理由が多い。

　スポーツ系に集中しているように見える回答だが、文化的な活動への希望ももちろん多く寄せられている。7位に入った【オーケストラ、軽音楽】、10位の【お茶】などがそうだ。文化的な活動は個人による好みの差が大きく、スポーツ系より回答がばらけたのが上位に来なかった理由。丹念に追ってみると【お花】【英会話】【座禅】【料理教室】などのスキルアップ系や、【将棋】【かるた】などのゲーム系まで、幅広い回答が寄せられている。

　今回のリサーチで、ビジネスパーソンの皆さんが、実は部活や同好会などの“ふれあいの場”も求めていることがわかった。会社の福利厚生施策の一環として、部活を作るのもいいかも！?

（自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、20代社会人、30代、40代の男女、各150人、合計900人にインターネット調査したもの）