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　恋の告白には勇気がいるし、タイミングも難しい。でも、バレンタインデーなら、お祭り気分も手伝って勢いで言えるかも…？ということで、ORICON STYLEが女子中高生を対象に「好きな人にバレンタインデーに告白するか」というアンケートを取ったところ、【絶対する】（4.0%）【したい】（7.0%）を合わせた“告白する派”は11％。【しない】（56.0 ％）、【したいけどできなそう】（23.0％）の“告白しない派”が79％と、圧倒的に“しない派”が多かった。もはやバレンタインデーは、「義理チョコ」や「友チョコ」など、「チョコレートを贈るの季節イベント」に成り下がってしまったのだろうか？

　そもそも、日本のバレンタインデーの歴史は、1936年にモロゾフ社が「バレンタインチョコレート」の広告を出したのが最初。その後、1958年にメリーチョコレート社が「バレンタインセール」というキャンペーンを行い、テレビや雑誌の影響も手伝って、次第に「女性が男性にチョコレートを贈ると同時に愛の告白をする日」ということになっていったようだ。

　そこで、「専門・大学生」、「20代社会人」、「30代」、「40代」に「過去にバレンタインデーに告白したことがあるか」を聞いてみたが、結果は【ない】が76%と半数以上を占め、【ある】が24％だった。

　世代別では、【ある】という答えが唯一30％台になった年代が「30代」だ。彼女たちが中学・高校生だった80年後半から90年初期は、折りしもバブル景気の真っ盛り。国生さゆりの「バレンタイン･キッス」（86年発売）という歌もあったくらいで、華やかな時代の空気で告白やすい雰囲気があったのかも知れない。

　それ以外の世代の【告白したことがある】は20％前後と、今の中・高校生の“告白する派”11％よりも若干多く、昔の方が「バレンタインデーに告白する」という雰囲気は多少なりともあったようだ。

　告白のチャンスなら、1年に365日ある。でも、バレンタインデーは年に1度の大チャンス！ちょっとだけ勇気を出してみたら、人生変わるかも！？

（2007年1月18日〜1月22日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、中・高校生 、専門・大学生、20代社会人、30代、40代の女性、各100人、合計500人にインターネット調査したもの）

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