昨年6月21日に「哀しみ模様」でCDデビューし、『第48回日本レコード大賞』の新人賞を受賞した山本あきが4日、石川・白山市で『山本あき　ふるさとありがとうコンサート』と銘打った同受賞記念御礼コンサートを開いた。

　同市は彼女が生まれ育ったところで、「この白山市鶴来（つるぎ）という町は、自然の恵みに囲まれた私にとって自慢のふるさとです。今日は、皆さんに感謝を込めて最後まで精いっぱい歌わせていただきます」と意気込みを語った。

　会場は地元のファン約800人が詰めかけ満席の中、デビュー曲「哀しみ模様」をはじめ、故・美空ひばりさんの「川の流れのように」や、初めて歌謡曲を聴いて感動したという「圭子の夢は夜ひらく」をギターの弾き語りで披露するなど全11曲を熱唱。

　満員のファンから熱い声援を受け、最後まで熱唱した彼女は「レコード大賞新人賞をいただけたのも地元・石川県のみなさんの応援のお陰だと思います。皆さま本当にありがとうございます。今日の日は絶対に忘れません。こんなにふるさとが恋しいと思ったことはありません」と感慨深く語った。

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