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コンビニのおでん、いちばん旨いのはどこ?

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 コンビニにおける“冬の味覚”といえばやっぱりおでん! ということでORICON STYLEでは、どのコンビニエンスストアによるおでんがオススメかをリサーチしてみた。

 ランキングをみると一目瞭然、セブンイレブンが圧勝! 2位以下の他店コンビニを圧倒的多数で突き放してしまった。またこちらのランキングをさらに細かく分析してみると、男性別・女性別・年齢別(20代・30代・40代)におけるセブンイレブンを支持する割合がどの層もほぼ35〜40%の間に収まっていることも判明。性別も年齢層もまったく関係なく、ほぼ同じ割合で圧倒的な人気を誇るこの安定感は、一体どこからくるのだろう?

 セブンイレブンのおでんを支持した人のコメントをチェックしてみると、すぐに気づいたことがあった。とにかく“つゆ”を支持している人が多いこと。「おいしいから」「味がいい」といった誰でも答えやすいであろうコメントよりも、なんと数にして倍以上! ちなみに具についてのコメントを出している人は、つゆを支持した人の3分の1以下。

 その“セブンイレブンのつゆ”だが、4年前より日本全国の地域別(北海道、東北・信州、関東、東海、関西・中国、九州)に違ったつゆを採用。まず基本となるかつおと昆布をベースにしたつゆがあり、さらに各地域の工場がそれぞれその土地に馴染みのあるだしを加えるそうだ。そしてつゆだけじゃなく、具も地域限定食材が。一部を紹介すると、青森産のいかさつま串(東北)、赤こんにゃく(関西一部)、新・のし鳥の白焼き(北海道)など。うーん、どれもおいしそう。

 では他のコンビニおでんはどうだろうか? 2位はローソン、3位はファミリーマートとなっているが、実をいうとローソンもファミリーマートもセブンイレブン同様、全国地域別で違ったつゆをしっかりと採用。エリアはファミリーマートが5エリア、ローソンはなんと8エリアとかなりの努力も見られるのだが、いかんせん今回のランキング結果にはあまり反映されていない印象だ。ちなみに具のほうも両コンビニともに、地域限定アイテムを多数販売。つまり条件はまったく一緒なのに、なぜこれほどセブンイレブンと大きな差が出たのだろう?

 考えられるのは、やはりセブンイレブンが持つコンビニおでんの“老舗”イメージ。何せおでんの正式販売をスタートさせたのは1977年。しかも“正式”になる以前も店舗によっては店長の独断で販売していたお店もあったというからスゴイ。こうして30年近くセブンイレブンの店頭にあるおでんの風景やテレビCMなどを見続けた結果、日本人は「おでんといえばセブンイレブン」という刷り込みをバッチリされてしまったのかもしれない。しかし、それを覆そうとする他社コンビニの努力も見逃せない。便利でおいしいものがそろったコンビニ。今や日本には欠かせない重要スポットだ。


おでんがオススメのコンビニ
おでんがオススメのコンビニ
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