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54.3%の人が、地球にやさしいことを「している」と回答

 自然破壊や環境保護に関心が集まる昨今。しかし改めて「地球にやさしいことをしていますか?」と問われたら……はい? いいえ?
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 ORICON STYLEのリサーチによると「している」と答えた人は54.3%、「していない」と答えた人は45.7%。している派が若干上回っているものの、ほぼ半々という結果だった。
 では「している」と回答した人は、具体的にどんなことをしているのか?

 まず一番多かったのは「ゴミの分別」。一昔前は中身の見えないゴミ袋になんでもかんでも……なんていう人も多かったが、今では多くの自治体で中身が見える「半透明」の袋を使うことを義務化。さらには資源ゴミとして空き缶・空き瓶・ペットボトルの回収もおこなっているほか、スーパーにいけば牛乳パックや食品トレーの回収も可能になっている。こうなると、昔のように分別もせず捨てるわけにはいかなくなるのは当然の流れだろう。

 ゴミに次いで多かったのは「買い物のときレジ袋を持参する」「レジ袋をもらわないようにしています」「スーパーでマイバックを持っていき、レジ袋を断っている」「エコバックをもって買い物に行く」といった、いわゆる“レジ袋”を使用しないという意見。
 かつては「レジ袋はいらないとは、言いたいけど言いづらい」なんていう声も聞かれたが、こうみると不要なレジ袋をもらわない意識はかなり根付いている印象。レジ袋を断りづらいどころか、レジ袋をもらいづらい時代もそろそろ到来するかもしれない。

 そのほか目だったのは「エアコン温度の調整」といった、いわゆる“クールビズ・ウォームビズ”運動や、「アイドリングストップ」「車を使わずに自転車で通勤」といった排気ガスを考慮する意見。

 今回はこの「ゴミ・レジ袋・エアコン・排気ガス」関係の意見が大半を占める結果だった。そう考えるとこれが日本人におけるエコロジーの4大キーワードなのだろうか。これらを「やって当たり前」という意識がもっと身につけば、日本はもう少しキレイになるかもしれない。

 最後に冒頭の「地球にやさしいことをしていますか?」という問いに「していない」と答えた半数近くの人について。
 まずそう回答したからといって、全員がゴミの分別もしないしレジ袋を断る意識がない、と決めつけることはできない。例えばゴミの分別をしているが、それを「地球にやさしい」とは意識せずに「決まりだから」「当然だから」ということでやっている人もいるかもしれないのだ。もちろん、どんな意識を持とうと自由だし、悪いことではない。
 しかし同じようにゴミの分別をするなら、「これで地球がきれいになる」という意識を持ったほうが楽しくなるし、やる気が出る人もいるかもしれない。とても小さなことかもしれないが、まずその“意識”を持ってみることから初めてみてはどうだろうか?

(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の中・高校生、専門・大学生、20代社会人、30代、40代の男女、各100人、合計1,000人にインターネット調査したもの)




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