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温かい湯気が立ちのぼる、やわらかい炊き立てご飯を、ちょっと濃い目の味のおかずとともにかきこむ。日本人なら誰もが一度は味わったことがあるであろう、幸せな瞬間。温かいご飯が特に美味しいこの季節にORICON STYLEでは、「日本人に愛されているご飯に合うおかず」をリサーチした。
第1位は、外国人の中でも支持が高くなってきた【納豆】。
「納豆は体にいいし、あの粘り気としょうゆ、ねぎのハーモニーがたまらない」(神奈川県/35歳/女性)、「朝は、納豆ご飯に限ります」(千葉県/17歳/女性)など、日本ならではの伝統食がトップだった。ちなみに納豆には、ただ美味しいというだけではなく、白米と一緒に食べるからこそ効果が高い成分があり、それは、必須アミノ酸の一つであるリジンで、肝機能、疲労回復、成長促進作用、集中力向上に効果があると言われている。
第2位は、お茶漬けやおにぎりとしても人気の【明太子】。
「あったかご飯と明太子だけで3杯は食べられます」(京都府/29歳/女性)、「マヨネーズと合わせて食べると何杯でもいけます」と、明太子だけでも十分ご飯を何杯でもを食べられるというという意見が多かった。
第3位は、「しょっぱいぐらいがちょうどいい」(埼玉県/41歳/男性)という【鮭の塩焼き】がランクインし、4位以降は、【ハンバーグ】、【肉じゃが】、【鶏のから揚げ】と、1位、2位とは違い、 “おふくろの味”として定番のメニューが並んだ。
白米は、多くの良質なたんぱく質を含み、血管をしなやかにする働きを持ち、さらに、白米に含まれる水溶陸の食物繊維は、腸の胆汁酸を体外に排出し、動脈硬化を予防するなど、健康状態を良好にする効果がある。
特に生活が不規則になりがちな忘年会シーズン真っ只中のこんな時期だからこそ、朝から美味しいおかずと、そして白米をしっかり食べて、健康状態を保ちたいものだ。
(2006年12月1日〜12月10日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の中高生、専・大学生、20代社会人、30代、40代の男女、各100人、計1000人にインターネット調査したもの)