■主な意見はこちら

　2006年はライブドアショックの暴落などで、株式投資で痛い目にあった人もいるだろう。だが、昨年末から日経平均は順調に上昇し続け、今年に入ってからは1万7000円台で安定している。やや落ち着いた感のある株式投資ブームだが、今年はまた盛り返しそうな雰囲気だ。

　ところで、これだけ投資がブームになった理由のひとつに、ネットで取引できる環境が整ったことがあげられる。ORICON STYLEでは、ネット取引のメリットに関してのアンケートを行った。

　ネット取引のメリットとして解答が多かったのは、「自分の好きな時間に取引できる」（埼玉県/46才/男性）、「スピーディに取引出来るのがよい」（東京都/25才/男性）といった、【自分のスケジュールに合わせた使い方ができる】という意見だ。他にあげられるのは「出先でもPCがあれば利用可能」（愛知県/51才/男性）、「外出先でも携帯で売買できる」（東京都/45才/男性）という便利な点。会社勤めの人の中には、トイレで携帯を使って取引している強者もいるそうだが、株価が気になるあまり本業の仕事がおろそかにならないようご注意を。

　ネット取引が普及する前は、証券会社の窓口に行ったり、電話で注文するしかなかったが、もちろん現在でもそうした取引は行える。ただし、ネット取引のメリットとして「手数料が安い」（神奈川県/36才/男性　他多数）ことは非常に重要だ。

　例えば、某証券会社で電話で通常すると手数料だけで7,875円かかるところが、同じ金額をネット証券で注文すると手数料が800円で済むケースがある。少しでも多く利益を得よう、とするのが基本的な目的である投資において、この差は非常に大きい。

　ネット証券各社でも、手数料の引き下げやサービスの充実で競争が激しい。手数料の安さで選んでしまうと、サーバーが安定していなくて思ったときに注文が出せなかった、ということもあるので、総合的に判断して証券会社を選びたい。

（自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、18才以上のネット証券経験者の男女、合計400人にインターネット調査したもの）

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