ある時はギャル社長、ある時はギャル革命家、またある時はアーティストと多方面で活躍中のsifowこと藤田志穂がプロデュースした香水が売れている。昨年11月に大阪・うめだ阪急で先行限定発売した際には即、完売。今月から渋谷109にあるアパレルショップ『REVROSSA　CLARITY（以下、レイクラ）』の店頭とオフィシャルECサイト（http://www.ec-rc.com/）に並んでからは、すでに2000個以上を売り上げたという。

　香水の名は『CLARITY（クラリティ）』（50ml、6300円）。コンセプトは「忘れたい香り」だ。

　香水誕生のきっかけは、昨年5月にオープンした藤田プロデュースのショップ『レイクラ』の商品タグ。香水の形をしていたことから、「この香水は売っていますか？どんな香りですか？」という問い合わせや商品化を希望する声が寄せられ、リアルな“香り”づくりに着手した。その“香り”は昨年9月リリースのsifowのアルバム『CLARITY』に封入され、香り付きCDは音楽業界で初めての試みと話題になった。

　プロデュースした藤田は「女の子はなかなかキッカケがないと香水を変えられない。だからこそ、男性からプレゼントされてうれしい“香り”を意識して作りました。私にもそんな人ができたら嬉しい。まだ、その兆しもないですけど・・・」とコメント。

　きっかけから商品化まで半年あまりというギャル社長のスピード感、今年はますます加速しそうだ。



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