今週土曜日(20日)に公開される映画『ディパーテッド』のPRのため来日した人気俳優、レオナルド・ディカプリオが1月18日(木)、都内のホテルにて開催された記者会見に出席。作品への意気込みを語った。

　今作は、2002年に公開された香港ムービー『インファナル・アフェア』をリメイクした今作。警察、マフィアがそれぞれお互いの陣地に“潜入”し、死闘を繰り広げるアクションサスペンス。レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督とのコンビにも話題が集まっている。

　同年に公開された『ギャング・オブ・ニューヨーク』でのプロモーション以来、4年ぶり5度目の来日のディカプリオ。今作の撮影に関して、「主人公は、ひとつのキャラクターを(マッド・デイモンと)2人で分けた感じ。相対する立場だし、撮影中は敢えて距離を置いていましたね」とコメント。全員で作るのではなく監督、出演者それぞれが1対1でコミュニケーションを取りながら、完成させたことを明かした。

　ディカプリオと3度目のタッグを組み、会見に同席したマーティン・スコセッシ監督も「彼とは同じ考え方の部分が多く、感銘を受ける瞬間がある！」とベタ褒め。先日発表されたゴールデングローブ賞では『監督賞』を受賞するなど、まもなく開催されるアカデミー賞でも大きな期待がかかるが、「賞を取るために映画を作っているのではありません。実は、最初は作りたくないと思って手がけていただけに、(好評価に)驚いています」。ディカプリオも「私たちは、見守るしかない。監督には是非受賞して欲しい！」と笑顔でエールを送っていた。

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