鴻上尚史、堤幸彦の共同企画作品の舞台『僕たちの好きだった革命』（2月28日より公演）の制作発表・顔合わせが、1月15日（月）都内で行われ、出演者の中村雅俊や片瀬那奈、塩谷瞬らが今作にかける意気込みを語った。

　1969年から続いた30年のこん睡状態から目覚め、高校に再入学を果たすという役を演じる中村は「学ランを着ることが楽しみ。“47歳の高校生”という役を演じるので、（周りの）高校生との温度差や行動が浮いていますが、ギャップを楽しんでもらいたい」と見所を語り、「久々の舞台にワクワクドキドキです」と胸の内も明かした。

　舞台初出演となる片瀬は「中村さんをこの舞台で、“くん”付けできるので、楽しみ。あと、制服を着れるのが幸せ。まだイケルと思いました」と笑いながら、意欲を見せた。
　そして、塩谷も「中村さんと同級生をやらせてもらうのは、この機会だけ。魅力を伝えたい」と力強く答えた。

　また、激動の1969年にちなみ、学生運動についてそれぞれがコメント。なかでもこの言葉に一番無縁な森田彩華が「最初は、ゴミ０（ゼロ）運動とかのイメージしかなかった。ネットで調べてみたけれど、リアルに想像できなかった」と早くも“ギャップ”を披露した。

　最後に中村は「この舞台で高校生に戻るのは最後にしたい。でも、セーラー服には憧れます。ポスター撮りの時、セーラー服姿の片瀬さんをこっそり見ていました。いいですね」と照れながらも打ち明けた。

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