03年、ミュージカル『テニスの王子様』で主演・越前リョーマ役を演じていたD-BOYSの柳浩太郎（ワタナベエンターテインメント所属）。公演直前に交通事故に遭い、2週間意識不明の重症を負った。その後、懸命にリハビリを続けているが、今もなお後遺症が残る。そんななか、1月13日スタートのテレビ朝日系ドラマ『パズル』（25:25〜25:55）では主役を演じている。

　物語は全国からの秀才が集まるエリート進学校で、5人の武装したテロリストたちが職員室を乗っ取り、1人の教師を人質にとり生徒たち14人に、ある要求を出す。そのなかで起こる、それぞれのエゴのぶつかりあい、争い、裏切りなどを通して、何かが欠落している「今時の若者」の姿を描いてゆく。原作は「リアル鬼ごっこ」の山田悠介。

　少々の後遺症が残りつつも、主演・湯浅茂央を演じきった柳は「自分は一度死んで、生き返った人間。自分しか伝えられない“命”の大切さがあるはず」と話す。

　放送は1月13日より全4話（〜2月3日）。

　柳浩太郎インタビュー＆『パズル』現場取材レポートは月刊De-View3月号（2月1日発売）にて掲載。

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