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　お正月休みの帰省ラッシュのニュースは、毎年のように報道されている。今やマイカーでのドライブという言葉には、渋滞を我慢することも含まれることが当たり前という時代。ガソリンを使ってCO2を吐き出しながら、時速5キロで進むってのはいかがなものかと思う人も多いのでは……。とはいうものの、そうやって渋滞に巻き込まれて、イライラしている人が実に多いのが現実。便利な世の中の裏側には、大きな無駄と不可解な矛盾が潜んでいるわけだ。

　なんてことを思っている中、人々はそんな渋滞をどうやり過ごしているのだろうかという疑問がふと浮かんだ。特にご家族で渋滞に巻き込まれている方々。退屈な時間を子供たちにどう過ごさせているのだろうか？

　　ということで、オリコンではスタッフおよび、出入りしていただいている関係各社の方々の中で、実際にお子さんがいらっしゃる方を対象に「子供がいるドライバーに聞いた、渋滞中の車内の過ごし方」アンケートを行った。

　最も多かった回答は、やはりゲーム。最近、巷でもよく目にする例の小さなゲーム機、ニンテンドーDSやPSPといった携帯ゲーム機だ。昨年は、「脳トレーニング系」のソフトがヒットしたこともあり、母（ドライバーが父親の場合）と子で楽しんでいるというケースが目立った。

続いて、DVDを観るというケース。これは車の中に限らず、母親が手が離せないときの常套手段として、家庭内でもよく使われる方法だろう。2時間ものの映画なら、その間、子供をおとなしくさえることが可能だ。（もちろん、テレビに子守をさせるというのが日常化するようなことはおすすめできないが…）

　そのほか、音楽を鳴らしてみんなで歌う歌を歌う、しりとりをするなど、さまざまな意見を聞くことができた。そんな中、思ったより複数の回答があったのが、近隣を走る車のナンバープレートでゲームをするという回答。4桁の各数字を足したり引いたりして10にするというのがオーソドックスな形。誰が早くできるかを家族で楽しんでいるようだ。子供にとっても、脳トレにつながる楽しみ方ができるので、お勧めしたい方法だ。ちなみにお父さんの世代によっては、10ではなく９にするという意見もちらほら。いわゆる花札でいう９＝「カブ」にするというタイプだ。

ゲームばかりではなく、思いのほかアナログな遊びをしているご家庭が多いことに、ホッとさせられるのではないだろうか。何はともあれ、ドライバーの方はわき見運転などはしないようにご注意を。

（WEB編集部調べ）

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