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渡辺謙はSARVH賞、津川雅彦は新人賞!?
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左から荻上直子監督、渡辺謙、新藤兼人、マキノ雅彦監督
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| 現役プロデューサーの審査によって優れた新人監督に与えられる「新藤兼人賞」の授賞式が、12月8日（金）に都内にて行われ、マキノ雅彦監督（金賞）、荻上直子監督（銀賞）が受賞。また、年間最優秀プロデューサーとして、渡辺謙がSARVH賞を受賞した。 認知症を描き、大ヒットした映画『明日の記憶』で主演・プロデュースを務めた渡辺は「私のような若輩者が、このような賞を頂いていいのでしょうか」と謙虚に挨拶。「（俳優生活を）25年やってきて、映画は奥深くて、素晴らしいものだと感じました。（賞金は）認知症で苦しんでいる人たちに分け与えたい」と感慨深く話し、今後も精進していく事を誓った。 また、俳優・津川雅彦としても名を馳せているマキノ監督は「66歳で新人賞を頂いて嬉しい。“マキノ”由来の牧野省三が映画をとって100年でマキノが賞をとったというのも奇遇に思います」と喜びを語った。そして、「（金賞を受賞して）ごめんね。でも、66歳だから譲ってください」と荻上に謝罪し、会場にドッと笑いを起こした。 新藤兼人は「津川さんは、お母さんの背中に小便をしたという経歴をもっていますが、役者の頂点を極めた人。助監督にしたい」と賞賛。これに対し、マキノ監督は「嬉しいですね。もう一度勉強しなくては」と意気込んでいた。 |  SARVH賞を受賞した渡辺謙 俳優・津川雅彦ことマキノ雅彦監督 |
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2006/12/08
