毎年恒例の『2006 ユーキャン新語・流行語大賞』が12月1日(金)、都内で発表され、歌手・倖田來未の「エロカッコイイ」など10の言葉が受賞した。しかしその一方で、受賞者が相次いで欠席するなどの“波乱”も見られた今回。選考委員会議長の藤本義一氏、選考委員で今年、プロボクサーの亀田3兄弟とのやり取りが話題となった漫画家、やくみつる氏がコメントを残した。

　昨年は、「フォー」という言葉でブレイクしたレイザーラモンHGをはじめ、話題の人物が続々登場。しかし、今年は「五輪やサッカーW杯など、イベントが多かった割には、言葉が残らなかった」(やく氏)ということもあり、盛り上がりに欠けた授賞式となった。

　そんななか、やく氏は自ら“亀田ファミリー(亀田3兄弟)”という言葉を強く推薦していたことをほのめかした。もし、受賞が決まれば師走の都内での“場外決戦”にもなりかねない状況だったが「結局、票が足りなかったので選ばれなかった」と淡々と説明。

　さらに「年間大賞の“イナバウアー”は、全会一致で決まったんですが、(アイスショー出演による）欠席は承知の上。ただ、倖田來未さんにはぜひ来て欲しかったなぁ」と残念そうな表情を見せていた。

　また、藤本氏も「最近は言葉が流行しても、日本国内に留まらず国際的な動きを皆が見せているから(欠席続出は)予期できた」とコメント。そして「今回、ノミネートされていた安倍首相が語った“美しい国”が、引っかかっていないということで、来年予期せぬことが起こりそうで心配しているんです…」と締めていた。

・ランキングから、納得のいくサービスを見つけられるのはここ！
◆さまざまな“ライフスタイル”に合わせた、満足度ランキング