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　どんなに科学が発達し文明が進化しようとも、人が人を好きになる気持ちは変わらない。そしてその想いが相手に伝わってこそ、初めてカップルは誕生するのだ。しかし、自分の気持ちを告白するのは非常に勇気のいること。彼や彼女からどんな返事を貰えるか、それを想像しただけでも心臓はバクバク！だが、結果はどうあれ、一歩前進するために我々は「告白」するわけだが、そんな告白方法も今では様々なツールを利用することができる。街はクリスマスムードが高まり、人恋しくなる季節が到来するなか、ORICON STYLEでは20代、30代の男女に「最近行った告白方法」について調査した。

　1位は、全体の4割を占めていた【直接、面と向かって】。理由としては「一番、気持ちが伝わるから」（山口県／20代／男性）というのが圧倒的に多く、なかには「それが礼儀だと思うし、相手の反応がわかる」（北海道／20代／女性）、「大切なことは会って話すべきだと思う」（滋賀県／30代／男性）といった“会う”ことに重みを感じている意見が目立つ。最も古典的で勇気がいる“直接会って気持ちを伝える”というこの行為。彼等は、そうされたいという自分の願望を反映し、だからこそ面と向かって告白しているのかもしれない。

　2位は【特に告白なし（なんとなく）】という結果。どうやら「好きです」とはっきり告げずに、気が付いたら付き合っていた、そんなカップルも多いようだ。ではなぜ、告白せずに恋人同士になれたのか。「お互いの家を行ったり来たりしているうちに自然と」（愛知県／30代／男性）、「言葉がなくてもお互いの気持ちが解りあえたので」（大阪府／30代／男性）、「相手の反応を見ながらなんとなく」（青森県／30代／女性）。つまり、すでに親しい間柄だったためにきちんと言葉にする必要がなかったのだ。

　3位は、【電話】。「お互い忙しく、会う時間がなかった」（宮城県／20代／男性）との回答から察せられるように、本当は会って直接言いたかったけれども、それが難しいために電話という道具を使ったようだ。なかには「顔を見て言うのは恥ずかしい。でもメールだと感情が伝わらない」（福岡県／20代／女性）など、面と向かってではないにせよ、せめて自分自身の声で気持ちを伝えたいという理由も。

　そして4位は【携帯メール】。10年前には考えられなかった告白方法が今では堂々4位という結果になったわけだが、「言うのが恥ずかしかった」（三重県／30代／女性）といった答えと同様に、「便利だから」（埼玉県／30代／男性）、「楽だから」（大阪府／30代／男性）という理由も多く、「メールで知り合ったから」（東京都／30代／男性）とまさに時代を反映した回答も少数ながらあったことを付け加えたい。

　以下、【手紙】【パソコンメール】【友達経由】と続くが、コミュニケーションをとる手段も多様化しているから現代社会だからこそ、告白方法もどんどん変化し、そして今後、その順位もチェンジしていきそうな気配を感じる。

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（20代、30代の未婚者、男女各150人、計600人にインターネット調査したもの）