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秋川雅史、NHK出演後に大反響!!

 今年、5月24日にシングルとして発売された、テノール歌手・秋川雅史が歌う「千の風になって」が、11月23日に放送されたNHK『歌謡チャリティコンサート』に出演後、CDの通販サイトで売上が急増するなど、大きな反響が寄せられている。

 CD通販サイト・セブンアンドワイのシングルチャートで、J-POPの数々のヒット曲に混ざり、テノール歌手が歌う曲としては異例の上位(11月24日 12:00時点で第2位)進出を果たした同作。また「千の風になって」が収録された、秋川のセカンドアルバム『威風堂々』(2005年9月発売)も同様にチャート上位に上がっている。さらに、オフィシャルサイトへのアクセスも急増するなど、大きな反響が出ている。

 この「千の風になって」は作者不詳の詩『A THOUSAND WINDS』に、作家・新井満氏が日本語の訳詞と曲を付け、2005年に発表したもの。

 元の詞である『A THOUSAND WINDS』は、英国ではIRAのテロの犠牲者となった青年が、自分が死んだ時に開封するよう両親に託した手紙に残されていた詩だと紹介し、大きな反響を呼んだ。また、米国では同時多発テロの追悼式において、テロで亡くなった父親を偲び11歳の少女がこの詩を朗読をし、話題になった。その詩に関するルーツは様々で、諸説があるようだ。

 秋川がこの曲と出会ったのは、昨年。その出会いが、秋川の音楽活動の幅を広げた。「テノールやクラッシックの世界をより身近なものにしていきたい」という秋川自身の言葉の通り、積極的に親しみ易い日本の歌謡曲、日本語詞の曲をテノールで歌い、全国ツアーも今年の夏に行い成功を収めている。

 その甘いルックスも必見だが、先日11月21日には、サッカーU-21日本対韓国戦における国歌斉唱を行うなど、まさに今注目のテノールシンガーとなっている。

■秋川雅史オフィシャルサイト
■「千の風になって」エピソード募集

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