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年末に向けて「のだめ旋風」が吹き荒れる!?

 今期のドラマで好調な視聴率を維持し続ける『のだめカンタービレ』。その劇中に使用されている楽曲を実際にオーケストラで再現したCD『「のだめオーケストラ」Live!』が、オリコンのアンケート調査で高い期待を集めていることが判明した。

 11/10付のNINKI度ランキングより、11月15日に発売されるアルバム作品についてモニターの関心度を世代別に調査した結果では(ランキング参照)、『「のだめオーケストラ」Live!』が10代〜30代で1位、40代でも2位となり、世代を問わず高い関心を集める結果となった。イギリスの人気ロックバンド、オアシスのキャリア初のベスト・アルバムや、タッキー&翼など人気アーティストのリリースが多い週だが、こういった作品に混じり、本格クラシック・アルバムとしては異例のチャート上位進出も窺えそうな状況だ。

 そんな「のだめ旋風」を予感させる調査結果だが、このアルバムのリリース前に、早くもその予兆を感じさせる動きが出てきている。もっとも端的にそれが現れているのが、漫画版『のだめカンタービレ』とのタイアップ企画CDである千秋真一、R☆Sオーケストラの『ブラームス:交響曲第1番ハ短調 作品68』の動きだ。

 このアルバムは、昨年9月にリリースされ、総合アルバム・チャートで初登場25位にランクイン。同年11月にはチャート圏外へ落ちているが、1年後、ドラマの放送が始まると209位(2006/11/6付)に再登場。今週は181位と、好調なドラマの追い風を受けてさらに順位を上げている。ドラマの放送と同時に、「のだめカンタービレ・キャンペーン」を張るCDショップも多く、『「のだめオーケストラ」Live!』のリリースに向けていいムードが漂っているのは間違いなさそうだ。

 さて、この『のだめカンタービレ』関連作品だが、この作品のみでは終わらない。11月29日からは、ドラマ出演者の写真をジャケットに据えた『のだめカンタービレ キャラクター セレクション〜』シリーズ(のだめ編、千秋編、ミルヒーと仲間たち編の全3種類)が順次リリースされ、12月13日にはドラマで使用される楽曲のフル・バージョンを網羅し、国内外の著名アーティストの名演を選んだ8枚組CD−BOX『のだめカンタービレ ベスト100』も登場する。「モーツァルト生誕250周年」、「フィギュア・スケート」、「冥王星騒動」と今年は何かとクラシックCDの売上を後押しするニュースが多いが、そんな1年の締めくくりは、「のだめ旋風」が吹き荒れる年末になりそうだ。

“のだめオーケストラ”のレコーディングを訪問した上野樹里&玉木宏

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