■上司との関係で気をつけていることはこちら

　ビジネスの世界で大切なのは、周りとどんな人間関係を築くか、ということだ。取引先や同僚、さらに上司や部下との間で円滑な人間関係を築くことができれば、仕事は必ずうまくいく。中でも特に気をつけたいのが上司との関係。もっとも身近なところで“敵”を作らないためには、どうすればいいのだろうか？　その疑問に答えるべく、Oricon Styleは「上司との関係で気をつけていること」を多くのビジネスパーソンにリサーチした。

　関わり方の中でも、特に気をつけたいこととして多くの人が挙げたのが【言葉遣い】だ。上司に対するタメ口などはもってのほか。また、過度な敬語もかえって関係をおかしくするという意見もあった。「友達のようにしゃべる人がいるが、それは仕事をするうえでは違うと思っているので（愛知県／30代／女性）」「基本は会話から。そのため言葉選びを気をつけている（千葉県／40代／男性）」といった意見が代表的なものとして寄せられた。

　同じように挙げられているのが【挨拶】【敬語】【ほう・れん・そう（報告・連絡・相談）】といったコミュニケーションをまめにとることの重要性だ。「何よりもの基本だから（鳥取県／30代／男性）」「コミュニケーションが悪いと仕事がうまくいかない（青森県／30代／男性）」といった意見が耳にいたく感じられる人もいるのでは？

　上司と接する時の態度としては【尊敬】【礼儀をわきまえる】がおすすめとされている。最近は上司と部下の間が近くなる傾向が強くなってきているが、だからこそ「上司が親しげに接してきてもかんたんに迎合することなく常に立場をわきまえる必要がある（神奈川県／40代／男性）」といった態度をとることが重要だとする意見は多い。

　このほかにも細かい注意点はたくさん挙げられているが、全体をまとめると【親しくなりつつも、ある程度の距離を保っていること】ことがもっとも重要だと指摘する人が多い。「ある程度気軽に話をできる間柄でないと、仕事も円滑に運ばないから。かといって、距離が近づきすぎても図々しいから（山形県／20代／女性）」というコメントが、もっとも的確といえるだろう。
（アジムス）

○＜いい仕事がしたい＞
◆Oricon Carrre（キャリア）
◆常に上を目指す人たち（キャリアアップ）の為の特集コーナー

関連記事　⇒　◆ スムーズな人間関係を築くために、気をつけていること（部下に対して・編）

○＜いい仕事がしたい＞
◆Oricon Carrre（キャリア）
◆常に上を目指す人たち（キャリアアップ）の為の特集コーナー