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長澤まさみ、超人気の秘密!

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 『ラフROUGH』『涙そうそう』と主演映画が立て続けに公開。10月13日からは初の主演ドラマ『セーラー服と機関銃』がスタート。CMでもその姿を見ない日はないほど大活躍の長澤まさみ。2006年3月にORICON STYLEが行った“今最も輝いている女優ランキング” で 1位を獲得。並みいる若手女優のなかでも、その好感度の高さは?1と言っても過言ではないだろう。彼女が老若男女を問わず、誰からも愛される理由は何なのか?その秘密を探るべくORICON STYLEでは、全国の中高校生、専門・大学生、20代社会人、30代、40代の男女各100人、合計1,000人を対象に、再び調査を行った。

 長澤まさみの好きなところは、男女とも雰囲気が1位で79.7%、2位がルックスで78.1%、3位が演技で44.3%。イメージでは、カワイイ68.0%、ナチュラル55.2%、明るい48.1%が上位を占めた。逆にポイントが低かったのが、セクシー2.7%、頼りになる1.3%、ワイルド0.5%、トレンドリーダーである0.4%、などの個性的な項目。

 そのクセのない正統派路線は、女性からは「爽やかで可愛くて、でも媚びたところもなくて好き」(石川県/女性/専門・大学生)、男性からは「こんな娘がいたら…。」(大阪府/男性/40代)と評される素直なキャラクターに加え、ルックスについても「日本人らしい正当派美少女だと思う。」(神奈川県/男性/20代社会人)、「清潔感があり、マイナスイメージが一切ない。」(大阪府/女性/専門・大学生)と、誰に対しても安心感を与えるようだ。
『東宝カレンダー』の2007年版の表紙 c2006 Toho Co.,Ltd

 ブレイクのきっかけは、やはり2004年の映画『世界の中心で、愛を叫ぶ』で、初めて観た作品、ブレイクしたと思う作品、好きな作品、すべてにおいてダントツの1位。「これは傑作だった。長澤まさみのイメージが一番良いかたちで固まった作品だと思う。」(東京都/男性/専門・大学生)、「この映画のために、頭を坊主にしたのはとてもすごいと思った。」(愛知県/女性/専門・大学生)と、すぐれた演技力と役作りに対する真摯な姿勢が高く評価され、史上最年少で日本アカデミー助演女優賞を受賞。この作品で若手演技派女優としての地位を確立し、キネマ旬報でも「若手映画女優でトップに位置する」と評価された。

 清楚で、知的で、日本的で、誰からも愛される正統派女優―――。その姿は、1960年代、純愛&青春映画路線で日活の看板女優であった吉永小百合と重なる。12歳で芸能界入りし、制服姿がよく似合う青春スターであることも共通する。

 長澤まさみは、12歳で東宝シンデレラ・オーディション・グランプリを獲得し、芸能界入り。映画会社の専属女優という現代では珍しい立場で、『世界の中心で、愛を叫ぶ』、『タッチ』、『ラフ ROUGH』、『涙そうそう』と、東宝の純愛&青春映画に出演し、大人気を博している。高校卒業後、吉永小百合は大学に進学したが、長澤まさみは女優業に専念。50年間で100本以上の映画に出演した吉永小百合のように、これから先、息の長い活躍を期待したい。(内山磨魅)


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