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『時をかける少女』シッチェス国際映画祭獲る!

 アニメ映画『時をかける少女』が、スペインで開催される第39回シッチェス国際映画祭アニメコンペティション(ANIMA'T)部門にて最優秀長編アニメーション賞を受賞した。

 この映画祭は、エンターテイメント性と作家性を兼ね備えたファンタジー作品を重視した世界的に歴史ある国際映画祭で、過去に日本からは『妖怪大戦争』、『スチームボーイ』などが出展されている。

 今年のアニメ部門では、押井守監督作品である『立喰師列伝』やGONZOの『銀色の髪のアギト』といった、日本のアニメを中心とした5作品がエントリーされ、競合の激しいハイクオリティアニメ作品群の中での受賞となった。

 本作の監督を務めたのは、数々のアニメ作品を手がける細田守。国内アニメ以外にも、村上隆とのコラボレートによるルイ・ヴィトン店頭プロモーション用短編アニメ『SUPERFLAT MONOGRAM』や、六本木ヒルズのCMも監督するなど、広い活動範囲で世界にも認められるアニメーション監督だ。

【細田守監督のコメント】
 遠くスペインの地で好意的な御評価をいただいたと聞き、感無量です。映画作りを支えてくれた多くのスタッフと、劇場に足を運んでいただいた多くの皆さんに感謝します。

 国際映画祭の受賞という大金星を挙げた『時をかける少女』は、83年の原田知世主演の実写映画として知られる筒井康隆原作作品を初めてアニメ映画化したもの。今年7月にミニシアター公開されてから尻上がりに動員数を伸ばし、現在までに3ヶ月に渡るロングランを敢行。今尚、全国各地での上映が続いている状態で、もはや社会現象と呼んでも差し支えないほどで、アニメとしては異例の大ヒットとなっている。
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