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　すでに人気の漫画を原作に実写版ドラマを作る場合、キャスティングをどうするかが作品全体の出来を左右する。登場するキャラクターを、誰に演じてもらうか、は悩ましいところだ。今年（2006年）4月にフジテレビが放映した『ちびまる子ちゃん』では、500人ものオーディションで主役を選んだ。同じく人気の漫画／アニメ『Dr.スランプ』ではどうだろうか。ORICON STYLEでは、作品に登場する主要なキャラクターについてリサーチを実施。理想のキャスティングを探ってみた。

　実質的な主役といえる『則巻アラレ』を演じるのに最適！　と選ばれたのは、マルチタレントの【ベッキー】だった。「丸顔で目がぱっちりして笑顔がかわいい（静岡県／40代／男性）」「目がくりくりでロボットっぽい（埼玉県／40代／女性）」といった推薦のコメントが数多く寄せられている。彼女に続く候補として名前が挙がったのは、“メガネアイドル”としてデビューした【時東ぁみ】、明るく元気のあるキャラで知られる【上戸彩】、前述したオーディションでまる子に選ばれた【森迫永依】など。いずれも、元気いっぱいの女優やタレントが選ばれている。問題は「109cm、31kg」という設定を、どう演じるか、だろうか……。

　同じく主要キャラクターの一人、『ガッちゃん』こと『則巻ガジラ』は、誰が適任だろうか？　“銀河系の神様が派遣した天使”を演じるのにふさわしいとされたのは、双子のお笑いコンビ【ザ・たっち（角田拓也／角田和也】だ。「がっちゃんは途中で双子になるから。体形といいぴったり（愛媛県／30代／女性）」という意見に代表されるように、双子であることを推薦理由に挙げる声が多かった。双子ではない候補としては【えなりかずき】、【猫ひろし】、【小池徹平】などが選ばれている。

　『ガッちゃん』役として名前の挙がった【えなりかずき】は、今回のリサーチで何度も名前が挙がっている。彼が最適！とされたキャラクターはまだあって、その一人が『空豆ピースケ』だ。ペンギン村アルマジロ9番地で理容店を営む空豆家の次男を演じるのは、彼しかいない！　とする人は多い。「花田少年史・幽霊と秘密のトンネル」の名演技で名を馳せた【須賀健太】、「妖怪大戦争」で日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞した【神木隆之介】を抑えて堂々のトップだ。

　同じように『オボッチャマン』でも【えなりかずき】、【須賀健太】、【神木隆之介】の名前が上位に挙げられている。オボッチャマンは、キャラメルマン4号（本当は5号）として登場した真面目キャラ。「この役を出来るのはカレしかいないと思う（東京都／20代／男性）」など【えなりかずき】を推す声が非常に多かった。同じような理由で前述した3人と並んで【劇団ひとり】の名前も挙げられている。

　又、来年の3月23日には、ファン待望のDVD BOX『SLUMP THE BOX 〜んちゃ編〜』が発売される。全243話のうち、前半の120話を完全収録！あの懐かしの名場面、ペンギン村の個性的なキャラクター達の活躍が、当時よりも格段キレイな映像として蘇る。更に嬉しい特典として、ペンギン村フィギュア15体セットもファンとしては絶対に見逃せない。
　現在こちらから予約を受付中。今回のDVD BOXは完全予約限定生産の上、1月8日には予約が締め切られる。当時からのコアファンはもちろん、鳥山明作品の原点ともいうべきこの作品に少しでも興味のある方は、是非ともお早めのご予約をお勧めする。
（アジムス）



■オフィシャルサイト「Dr.スランプ.com」