どこでどんな家に住むか…住まいは人生設計の中で最も重要な課題と言える。みんなの住宅事情はどうなっているのか、ORICON　STYLEでは「賃貸か持ち家か、ローンの金額、家賃はいくらか」を20代から40代の男女にリサーチしてみた。アナタは持ち家派？　賃貸派？　家賃も参考にしてみて。

　まず持ち家か賃貸かだが合計での【持ち家】派は57％、【賃貸】派は43％だ。【持ち家】は男女とも年代が高くなるほど増える。逆に【賃貸】派は年代が高くなるにつれて減っている。日本人は持ち家志向が強く、家を人生最大の買物と考えている。その目的に添って人生設計をしているので、当然の流れと言えるだろう。

　持ち家の場合、購入する場合はローンを組むことが多いのでローンの月額を聞いたところ、総合では【100,000円?120,000円未満】が17％で1番多い。男性総合もこの金額が最多で、女性ではやや低めだ。男性の20代では【20,000円未満】が最多で33％を占める。この金額は楽だと思われるが、なんといっても設定年数の長さを重く感じないではいられない。

　ローンの設定年齢はどの年代も長く、合計では【35年以上】が37％で最多だ。女性総合では39％、男性は35％となっている。女性20代では100％に達しているのと、男性40代で【35年以上】【30?35年未満】が同率の28％である以外は、32％から48％の間で推移している。

　賃貸の場合の家賃は、【20,000円未満】から【150,000円以上】まで散らばっているが、総合では【60,000円?70,000円未満】が17％と最多になっている。男性40代では【100,000円?120,000円未満】が最多で24％となっている。家族を抱えて住むのにこのくらいの金額がかかってしまうのはやむをえないとはいえ大きな金額だ。他の年代は【20,000円未満】から【60,000円?70,000円未満】の範囲でその年代の最多を占める金額があり、【120,000円?150,000円未満】をほぼ上限として、それぞればらけている。平均値を最下段に記したので、この数字を覚えておくと何かの時に役立つだろう。
（アジムス）