テレビ改編期のバラエティ特番も終わり、いよいよスタートした秋の連続ドラマ。人気コミック、映画のドラマ化、過去の名作のリメイクなどいろいろな話題満載の今クールだが、ORICON STYLEでは、恒例の放送直前・ドラマ期待度ランキング（世代別）の結果を発表する。

　全世代にわたり圧倒的に期待度が高かったのが、どちらもフジテレビ系、『Dr．コトー診療所2006』と『僕の歩く道』だ。とくに『Dr.コトー』は男性の各世代で高い支持を集め、40代では2位だったものの、中・高校生から30代までの各ランキングでトップを獲得。原作は週刊コミック誌の人気連載マンガであり、単行本は450万部を超える大ヒット。そのコアファンに訴求しているようだ。
　一方、「前作がよかったから期待大」という女性からの声も多く、ドラマシリーズのファンからの熱い視線が集まっている。また、数々のヒットドラマを手がけるスタッフ陣への期待も現れている。

　『僕の〜』は、女性層の各世代で高ポイントを獲得している。草なぎの魅力を引き出す名プロデューサーへの期待と、感動のヒューマンドラマへの人気が集まった結果のようだ。

　そのほか、女性若年層からの支持が集まったのが、上野樹里と玉木宏が連続ドラマ初主演、初共演で送る月9『のだめカンタービレ』。奇想天外でコミカルなストーリーが人気の原作と、注目のキャスティングに期待が集まっている。

　この先の注目を集めそうなのが、志田未来主演の『14才の母』だろう。リメイクやシリーズものなどの話題作が多い今クールのなかで大健闘。すでに期待度でも上位にランクインしているが、とくに男女ともに中・高校生、専・大学生から高いポイントを得ている。名演によるセンセーショナルなドラマが、オンエア開始後、さらに話題を広げていくかもしれない。



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〔ポイントについて〕
*ドラマ総合満足ポイント：100点満点　　*ドラマ全体：60点満点　　*「主役」、「キャスティング（主役以外）」、「ドラマテーマ」、「脚本家・ストーリー」：各10点満点
（9月28日〜10月2日、中高生、大学生ほか学生、20代社会人、30代、40代の男女。各100人、計1000人（関東圏500/関西圏500）にインターネット調査）
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