南海に浮かぶ“無医地区”を舞台に描かれている人気ドラマの続編『Dr.コトー診療所2006』(フジテレビ系 10月12日(木)よる10時スタート)の完成披露記者会見が、9月20日(水)、都内で行われた。

　2003年、2004年と放映され、いずれも社会的反響が大きかった同シリーズ。今回は、島に新しく赴任する看護師、仲依ミナ役に若手実力派女優、蒼井優が新たに加わり、沖縄・与那国島、沖縄本島、東京での撮影をすでに開始。来月からは与那国島での第二期長期ロケが開始されるなど、“自然な姿”を追求した作品に仕上がっている。

　主人公、五島健助役を務める吉岡秀隆は「今回も、こうして家族のような仲間と共に、ドラマに臨めることが、とても嬉しいです」と挨拶。

　また、星野彩佳役の柴咲コウは「(シリーズ)3作目となると、本当に家族の感じがします。演技をしていても、ここは甘えてもいいのかなと思ったりする部分もありますね」と、楽しそうに語った。

　一方、前回までより大幅にセリフが増えたと苦笑しながら話した泉谷しげるは、「俺は脇役でいいって言っているのに！ 遊ぶ時間が減るじゃねえか〜」といつもの“泉谷節”全開。さらに、隣にいた筧利夫が、「与那国島では、飲み屋が限られているので、泉谷さんに会うともう帰らせてくれないんです！」と告白すると、会場からは大きな笑いが沸き起こるなど、随所に仲の良さが感じられる会見となった。

　子役、富岡涼の成長、また柴咲演じる星野彩佳に襲いかかるアクシデントや、さらにキャスト、スタッフの“絆”がより深まったからこそ魅せられる場面が多くあり、話題のドラマとなりそうだ。

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