90年代の名作としてドラマ、映画、小説と様々なメディアで展開、10年以上の時を超えて今年アニメ化された『NIGHT HEAD』。アニメ版で主人公の霧原兄弟を演じる森川智之と石田彰の2人が『NIGHT HEAD GENESIS』について語ってくれた。
――TVドラマの方はご覧になっていましたか?
【森川】ご覧になっていません(笑)。
【石田】僕も観てません。
――演じていくうちに作品に対するイメージが変わった部分はありますか?
【森川】最初の頃と比べたらストーリーの道筋が見えてきたと思います。兄弟中心の話から大きい組織なんかが関わってくる、人間の欲やエゴが複雑に絡んだ話なんだっていうのが見えてきて、それは兄弟からするとすごくいやだけど、それで最初の頃のイメージと変わってきたということはないですね。
【石田】直也は直人の後ろにいて、兄さんに庇護してもらい頼っているイメージから、話が進むにつれて成長著しく、能力でいろんなものが見えるせいで、ややもすると直人よりもものをわかってしまうようになってきました。直也の成長する過程を描いてくのかと思ったらそうではなくて、直也はいきなり世の中のことを吸収してしまって、事件とかに巻き込まれてそれにどう対処するかって段階まで話が進んでしまったので、最初に想像していたよりだいぶ変わりましたね。
【森川】今日なんか直也にたしなめられた(笑)。※この取材は17話収録後に行われました。
――直人、直也に共感する部分、反対に「俺ならこうするのに!」と思ったシーンをそれぞれお答えください?
【森川】共感するのは直也を第一に考えているところ、唯一の肉親ですから。反対に俺ならこうするのに、っていうのは、僕に立派な精神力があるなら逆に研究所から出ないで「この人たちはいったい何をしたいんだろう?」と彼らを観察して最後の最後に裏切ってみたいですね(笑)。
【石田】僕は直也に共感ってあまりしないんです。直也は周囲の人にいつも正しい事をしようと行動していて、直人と違って痛めつけられても直情的にならない。「ちゃんと自分をコントロールできて偉いなぁ」って思うんですけど、自分はそうじゃないのでなかなか共感しずらいところなんです。じゃ、「自分ならこうするぞ。」ってところになると、僕も「なんでそんな出て行きたがるんだろう、そこにいればいいのに、問題は起こらないのに」って思ってしまいますね。僕だったらこっそり都会の片隅で四畳半のアパートでも借りてひっそり暮らすだろうな、と。そのまま天寿を全うしたら平和なのに。と思います。
――兄弟の力が対象的ですが、2人の面白かったやりとりなんかはありましたか?
【森川】さっき直也が相当成長してるって言いましたけど、直人はそんな成長していない(笑)。結構我慢できないで暴れてるんですよね。直人は表に出る力、直也は受け入れる力、今後どうあるべきなのか?それを人間として観させてもらってます。
【石田】どんな時も弟を気にしてくれるというのは兄弟としてもいい関係でうらやましいと思います。
――以前、飯田譲治氏が「この作品はごった煮だ」と言ってましたが、その「ごった煮感」のようなものは感じますか?
【森川】僕は超能力などには素人なのでごった煮といわれても、アニメで出てくる現象のどれがどのジャンルなんだ?ってのがわからないんですけど、今後いろんな能力を持った人が現れてくるので、それを目の当たりにした兄弟がどう対処していくか、そこに期待してほしいなと、その面白さはまさにごった煮感なのかなと思います。
【石田】超能力を扱っている物語という前提があったので、劇中で何が起こってもそういうものだと思って受け入れてしまっています。観る人が自分の興味をひかれる部分を拾っていって、それぞれ楽しんでくれればいいんじゃないかと思います。ごった煮にされていることで、より多くの人に面白いと言ってもらえる要素を含むことができたんじゃないかと思います。
――最後にファンの方へメッセージをお願いします。
【森川】こういう形態(ネット配信)での放送なので早く次が観たいと皆さん思っていると思いますが、何回も繰り返し観て、兄弟と一緒になって1話ずつ進んでいくとより楽しめるんでぜひ応援してください。
【石田】以前のドラマ版の印象があるせいか、インタビュアーの方も直人と直也の兄弟愛の部分を、必要以上に取り上げようとしていて、それが視聴者の方の興味の対象を現わしているんだと思いますが、それだけではなくて、もっと人間的な泥くさい部分などにも注目してください。またストーリーの途中では、この世界で起こる事や、その関連性が判らなくても最終回に向けて、そのあたりの事も徐々に明らかになっていくと思います。お楽しみに。
コチラも注目
『NIGHT HEAD GENESIS』飯田譲治氏インタビュー
――TVドラマの方はご覧になっていましたか?
【森川】ご覧になっていません(笑)。
【石田】僕も観てません。
――演じていくうちに作品に対するイメージが変わった部分はありますか?
【森川】最初の頃と比べたらストーリーの道筋が見えてきたと思います。兄弟中心の話から大きい組織なんかが関わってくる、人間の欲やエゴが複雑に絡んだ話なんだっていうのが見えてきて、それは兄弟からするとすごくいやだけど、それで最初の頃のイメージと変わってきたということはないですね。
【石田】直也は直人の後ろにいて、兄さんに庇護してもらい頼っているイメージから、話が進むにつれて成長著しく、能力でいろんなものが見えるせいで、ややもすると直人よりもものをわかってしまうようになってきました。直也の成長する過程を描いてくのかと思ったらそうではなくて、直也はいきなり世の中のことを吸収してしまって、事件とかに巻き込まれてそれにどう対処するかって段階まで話が進んでしまったので、最初に想像していたよりだいぶ変わりましたね。
【森川】今日なんか直也にたしなめられた(笑)。※この取材は17話収録後に行われました。
――直人、直也に共感する部分、反対に「俺ならこうするのに!」と思ったシーンをそれぞれお答えください?
【森川】共感するのは直也を第一に考えているところ、唯一の肉親ですから。反対に俺ならこうするのに、っていうのは、僕に立派な精神力があるなら逆に研究所から出ないで「この人たちはいったい何をしたいんだろう?」と彼らを観察して最後の最後に裏切ってみたいですね(笑)。
【石田】僕は直也に共感ってあまりしないんです。直也は周囲の人にいつも正しい事をしようと行動していて、直人と違って痛めつけられても直情的にならない。「ちゃんと自分をコントロールできて偉いなぁ」って思うんですけど、自分はそうじゃないのでなかなか共感しずらいところなんです。じゃ、「自分ならこうするぞ。」ってところになると、僕も「なんでそんな出て行きたがるんだろう、そこにいればいいのに、問題は起こらないのに」って思ってしまいますね。僕だったらこっそり都会の片隅で四畳半のアパートでも借りてひっそり暮らすだろうな、と。そのまま天寿を全うしたら平和なのに。と思います。
――兄弟の力が対象的ですが、2人の面白かったやりとりなんかはありましたか?
【森川】さっき直也が相当成長してるって言いましたけど、直人はそんな成長していない(笑)。結構我慢できないで暴れてるんですよね。直人は表に出る力、直也は受け入れる力、今後どうあるべきなのか?それを人間として観させてもらってます。
【石田】どんな時も弟を気にしてくれるというのは兄弟としてもいい関係でうらやましいと思います。
――以前、飯田譲治氏が「この作品はごった煮だ」と言ってましたが、その「ごった煮感」のようなものは感じますか?
【森川】僕は超能力などには素人なのでごった煮といわれても、アニメで出てくる現象のどれがどのジャンルなんだ?ってのがわからないんですけど、今後いろんな能力を持った人が現れてくるので、それを目の当たりにした兄弟がどう対処していくか、そこに期待してほしいなと、その面白さはまさにごった煮感なのかなと思います。
【石田】超能力を扱っている物語という前提があったので、劇中で何が起こってもそういうものだと思って受け入れてしまっています。観る人が自分の興味をひかれる部分を拾っていって、それぞれ楽しんでくれればいいんじゃないかと思います。ごった煮にされていることで、より多くの人に面白いと言ってもらえる要素を含むことができたんじゃないかと思います。
――最後にファンの方へメッセージをお願いします。
【森川】こういう形態(ネット配信)での放送なので早く次が観たいと皆さん思っていると思いますが、何回も繰り返し観て、兄弟と一緒になって1話ずつ進んでいくとより楽しめるんでぜひ応援してください。
【石田】以前のドラマ版の印象があるせいか、インタビュアーの方も直人と直也の兄弟愛の部分を、必要以上に取り上げようとしていて、それが視聴者の方の興味の対象を現わしているんだと思いますが、それだけではなくて、もっと人間的な泥くさい部分などにも注目してください。またストーリーの途中では、この世界で起こる事や、その関連性が判らなくても最終回に向けて、そのあたりの事も徐々に明らかになっていくと思います。お楽しみに。
コチラも注目
『NIGHT HEAD GENESIS』飯田譲治氏インタビュー
2006/09/19