「RE・BODY」をキーワードに、イメージ・キャラクターの綾瀬はるかが世界のさまざまな競技にチャレンジしていく、今年の「ポカリスエット」シリーズ。8月度テレビCM好感度ランキング（高校生総合）では、その第4弾となる「ピア・ジャンプ」が、昨夏以来となるトップの座に着いた。

　清涼飲料水という、暑い季節に需要が伸びる商品特性も無関係ではないと言えるが、昨年に続いてキャラクターを務める綾瀬の持つ、透明感とひたむきさが視聴者の心を捉えて離さないからだろう。今年はそこにスポーツのもつ“躍動感”が加わり、画面全体から若さが弾ける構成となっていることも、これまで以上に強い印象度を残したと考えられる。次は何に挑戦するのだろう、と楽しみにさせる力を持ったCMだ。

　「見ているだけで爽やかな気持ちになれる」（埼玉県/18歳/男性）「綺麗な海の青、空の青、ポカリスエットの青、そして綾瀬さんの爽やかな笑顔にポルノグラフィティの爽やかな楽曲が頭にこびりついて離れません。大好きです」（東京都/18歳/女性）

　印象的なフレーズで認知度を高めてきた「DAKARA」の「よからぬブルース」シリーズは、『銀河鉄道999』のキャラクターで驚かせた後に、間髪入れず南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代をブルース・シンガーに仕立て上げるという、サプライズの二段構えで視聴者に訴えてきた。

　「しずちゃんが色っぽくておもしろい」（神奈川県/16歳/女性）「しずちゃんが意外性を発揮していた点」（東京都/19歳/男性）。
　意外性を狙ったコンセプトとはいえ、“エロおもしろい”と言われる山崎のキャラクターの特異性は、今後のCM界にとって貴重な存在になっていくと言えるだろう。　渡哲也、木村拓哉という異色の組みあわせの「ジョージア」にも今後注目だ。

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■8月度テレビCM好感度ランキング（高校生総合）

（7月20日〜7月24日、1都6県在住の高校生 男女各300人、計600人にインターネット調査）
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