夢と愛、そして希望に満ち溢れたファンタジーの世界をフルオーケストラとブロードウェイで活躍するボーカリストたちで表現するライブ・エンターテインメント『ディズニー・オン・クラシック 〜まほうの夜の音楽会』。今年で4回目を迎える夢のステージで音楽監督と指揮をつとめるブラッド・ケリー氏にクラシックの魅力、楽しみかたを聞いた。

　彼は、「オーケストラや指揮者、キャストなど全てのメンバーが感じる“音楽を演奏できる喜び”をお客様にも味わっていただきたい」と語る。クラシックと聞くと堅くなりがちな私たちだが「音楽は、食事や色と同じように日によって見たいもの、聴きたいものが変わっていくもの。いい音楽というのは時代を問わず受け継がれていくものですから、肩肘張らず素直に音楽を楽しんでいただければいいと思います」とアドバイスをしてくれた。また、“音楽を次の世代に伝えていくひとつの手段”として、ディズニーには素晴らしい音楽がたくさんあり、ディズニー･オン･クラシックはその一端を担っているのではないかとも語っている。

　観客を笑顔にさせてしまう不思議な魅力を持ったこのコンサートのように1つだけ魔法が使えるとしたら・・・？という質問については「自分たちが演奏する美しい歌や音楽を、最高に楽しんでいただけるような魔法をかけたいです」と語り「観客だけでなく、演奏する人たちもステージに立ったら何もかもを忘れて演奏を楽んでしまうような、そんな魔法がかけたいですね」と答えていた。そして、次の公演が待ち遠しいディズニー・オン・クラシック2006については「1つ1つのステージが唯一の公演だと思い、最高のステージを作り上げていきたいと思っております。また、今年のテーマである “Trust Your Heart 〜自分を信じて・・・”を音楽を通して多くの方々に伝えていきたいと思います」と答えていた。

　“音楽を心で感じ、楽しんで欲しい”と語るブラッド氏が音楽監督・指揮を務める『ディズニー・オン・クラシック 〜まほうの夜の音楽会2006 “Trust Your Heart 〜自分を信じて・・・”』は、10月21日(土）より、全国で29公演が開催される。みなさんも、素敵なディズニー・マジックを味わってみてはいかがでしょう。

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