漫画『スピリットサークル』がテレビアニメ化されることが決定し、12月より放送・配信されることが発表された。監督は『機動戦艦ナデシコ』『モーレツ宇宙海賊』『宇宙のステルヴィア』など、SFや青春群像劇を中心に数々の名作を世に送り出してきたアニメ監督で演出家の佐藤竜雄さんが担当。同作では監督・シリーズ構成として制作を牽引していたが、2026年4月に肝不全で亡くなっており(61歳)、同作が最後の監督作品となっている。 アニメは、助監督の水野健太郎を中心に、佐藤監督の想いを受け継ぎながら制作が進められ完成した。アニメーション制作は、ツインエンジングループのNAGOMIとEOTAが共同で担当。NAGOMI・EOTA・ツインエンジンは、「佐藤竜雄監督には豊かな見識と並々ならぬ情熱をもって、TVアニメ『スピリットサークル』の制作に多大なるご尽力を賜りました。監督が本作に込めた想いと意志を受け継ぎ、完成させることができました。最後の監督作となる本作を、これから皆様にお届けすべく、スタッフ一丸となって邁進してまいります。監督のこれまでの多大なるご功績に敬意と感謝を表しますとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます」とコメントを寄せた。 同作の物語は、霊が視える中学生・桶屋風太と、謎の転校生・石神鉱子の出会いから始まる。平穏な学生生活を送っていた風太は、突如として鉱子に命を狙われる。その理由は、二人を結ぶ“前世からの因縁”にあった。真相を解き明かすため、風太は前世の人生を追体験できる道具「スピリットサークル」を使い、古代から未来まで、幾つもの過去生を巡る魂の旅に出る。風太と鉱子は、時代も姿も変えながら繰り返される対立に、終止符を打つことができるのか――。その果てに二人がたどり着く答えとは。魂と魂が織りなす壮大なドラマが、いま幕を開ける。 解禁されたティザービジュアルには、強い決意を感じさせる眼差しで、こちらを鋭く睨みつける石神鉱子の姿が描かれている。額に刻まれた大きな傷と、そこから流れ落ちる鮮血が強烈な印象を残す一枚だ。「何度生まれ変わっても、あなたを殺しにいく」という攻撃的なキャッチコピーも、風太と鉱子の間にある“前世からの因縁”を象徴的に物語っている。鉱子はなぜ、そこまで風太を憎むのか――。二人を結ぶ不穏な過去を感じさせるビジュアルとなっている。 また、第1弾PVでは石神鉱子(cv.永瀬アンナ)の「生まれ変わりって信じる?」という突然の問いかけに、戸惑いを見せる桶屋風太(cv.浦 和希)。さらに、「あんたにはあと7回死んでもらうわよ!!」という鉱子の言葉に続き、風太と鉱子の壮絶な過去生が次々と映し出される。幾度もの過去生を経てもなお、風太の魂を殺し、輪廻を断とうとする鉱子の執念が描かれる一方、ふと映し出されるのは、いつかの時代、仲睦まじく並んで歩く4人の後ろ姿――。だが、その温もりさえも切り裂くように、「おれが殺したのだ」という不穏な告白が重く響き渡る。 映像には風太の背後霊(?)・ルン(cv.幸村恵理)や鉱子の背後霊(?)・イースト(cv.中村悠一)も登場。「それって、そんなに大事なことかよ…今の人生よりも」と訴えかける風太に対し「今生で私たちの戦いを終わらせる」と揺るぎない意志を見せる鉱子。二人の対立の先に待ち受ける、想像を超えた展開を予感させる映像となっている。 また、第1弾PVの解禁とともに、エンディングテーマも発表された。タイトルは『此処がどんな世界でも』。歌唱を担当するのは、石神鉱子役の永瀬アンナで、本楽曲が、永瀬にとって初のソロ歌唱曲となる。■原作者・水上悟志のコメント
2026/11/05