声優の中井和哉が28日、都内で行われた「朗読劇 READING WORLD ユネスコ世界記憶遺産 舞鶴への生還『約束の果て』(再演)」公開直前取材会に登壇。初演で自身と同じ竹本役を演じた下野紘との共演に、率直な思いを明かした。 今回から同作に参加する中井は、2024年に行われた初演を映像で鑑賞したといい、「本当に素晴らしい物語で、心震えるような思いをしました。やっていらっしゃる皆さんも本当に素晴らしかった」と絶賛。その完成度の高さから「自分が入っていくことへのためらいも正直ありました」と打ち明けた。 さらに、竹本役の前任者の一人である下野が、今回は別役として同じ舞台に立つことについて、「僕にとっては少々というか、かなりのプレッシャー」と吐露。「はっきりした言い方をすると、まあ、嫌だなみたいな」と冗談めかして本音をこぼした。 すかさず下野が「嫌だなって、どういうことですか」と反応すると、佐久間大介(Snow Man)が「やりづらいですよね」と笑顔でフォローし、中井は「やりづらいことこの上ない」ときっぱり。下野から「頑張っていただかないと」と声をかけられると、「そういう感じなんです。『お前はどれほどのもんなんだ』みたいな感じで来るので」と訴え、下野が「そこまで偉そうなことは言ってない」と否定する軽妙な応酬を繰り広げ、場を笑いに包んだ。 それでも中井は「僕がやることの意味も、やはりあると思う」とし、「いい意味で、下野さんの竹本を気にしないようにしながら演じたい」と決意。下野も「中井さんが演じられる竹本がどんな感じになるのか見させていただきつつ、僕は今回の役を命がけで演じきりたい」と意気込んだ。
2026/09/28