浜田麻里の活動サイクルには独特のものがある。オリジナルアルバムの制作ペースは決して早くはないが、それとは別に、彼女には10年に一度『INCLINATION』と題された作品でそれまでのディケイドを総括するという流れがある。ただ、これはただ単に時制で区切られたベストアルバムという意味合いを超えたものであり、このたび発売を迎えたシリーズ第4弾『INCLINATION IV』もその例外ではない。今作は過去10年間を象徴する楽曲に3曲の新曲を加えたディスクと、これまでファンからの要望も多かったライブアルバムからなる2枚組仕様となっているが、今回はあえてこの作品の具体的詳細ではなく、ストイックなプロデューサーとしての彼女に焦点を絞りながら話を聞いてみた。超絶なボーカリストというパブリックイメージとは少々違った一面が伝われば幸いだ。(インタビュー:増田勇一)■10年ごとの『INCLINATION』は「自分にとってのマイルストーン」
2026/09/10





