「はじめようか 二人だけで」――ROIROMは、メジャーデビュー曲「CLASSIC WAVE」でそう歌い出した。
2025年5月6日。本多大夢と浜川路己のインスタグラムのアカウントからほぼ同時に動画が投稿された。そして5月8日の正午、「ROIROM」という名前とともにネットが揺れた。SNSのトレンドが埋め尽くされ、スクリーンショットが拡散され、ファンの歓声がテキストとなってあふれかえった。これが、ROIROMの始まりだった――。
■二人が描いた、プレデビューまでの軌跡
本多大夢(ほんだひろむ)と浜川路己(はまかわろい)は、オーディション番組『timelesz project』(通称・タイプロ)への参加をきっかけに注目を集めた。ともに最終審査まで進出し、多くの視聴者の支持を獲得。その経験は、現在のROIROMへとつながる大きな転機となった。
結成発表直後からテレビ番組や雑誌に多数出演。2025年11月5日、「Dear DIVA」でのプレデビューすることが発表されると、日本テレビ『with MUSIC』、テレビ朝日『MUSIC STATION』にも出演した。
そして11月19日、プレデビューデジタルシングル「Dear DIVA」がビクターエンタテインメントからリリースされた。ファンに寄り添うような温度感を持ったこの楽曲は、まるで「ずっと待っていたよ」と語りかけているかのようで、cHaRm(チャーム)と名付けられたファンたちへのラブレターとして機能した。
その4日後、東京・有明アリーナで開催された『ROIROM debut showcase〜dear cHaRm〜』は、メジャーデビュー前ながら約2万人を動員。これは異例の数字であり、ROIROMがすでに日本の音楽シーンにおいて“特別な存在”であることを証明した。
続くデジタルシングル「My Princess」と「DRESS CODE」では、それぞれ異なる楽曲の表情を見せながら、本多の歌声と浜川のパフォーマンスがいかに互いを高め合うかが明確になっていった。圧倒的な歌唱力で楽曲を牽引する本多と、繊細かつ大胆な表現で世界観に奥行きをもたらす浜川。この対照的な個性のかみ合わせは、“奇跡のバランス”と称されるにふさわしい。
さらにこの期間、二人は橋本環奈主演のドラマ『ヤンドク!』の第9話にゲスト出演し、俳優としての初仕事も経験した。本多が循環器内科の研修医、浜川が救命救急の看護師を演じたこの作品は、彼らの表現の幅がアーティストとしての枠を越えていくことを予感させるものでもあった。
■メジャーデビュー曲「CLASSIC WAVE」 ついに、二人だけの物語を歌う
そして結成1年となる2026年5月7日、ついにメジャーデビュー曲「CLASSIC WAVE」がデジタルシングルとして世界に放たれた。
80年代ディスコを彷彿とさせるグルーヴィーなトラックに、ノスタルジックなメロディラインを重ね、そこに現代的な解釈を加えることで生まれる独自の懐かしさと新しさが同居するこの楽曲の質感は、ROIROMというデュオのあり方そのものを体現している。過去の輝きを土台にしながら、まったく新しい形で今に立っているという、そのたたずまいがまさしくそれだ。
これまでのプレデビュー作品がファン(cHaRm)に寄り添う楽曲だったのに対し、「CLASSIC WAVE」は初めて“自分たち自身の物語”にフォーカスした作品となった。運命的に出会い、デュオとして歩み出した2人が、互いを信じ、互いを必要としながら未来へ進んでいく――。その物語が、「はじめようか 二人だけで」という冒頭の一行に凝縮されている。
ミュージックビデオには、“コウモリ”のモチーフが据えられた。内側に強い衝動を抱え続ける存在。かつてオーディションという場で激しく燃え、しかし違う形で羽ばたくことを選んだ二人の姿そのものに重なる映像は、ROIROMが新たなフェーズへ踏み出す決意を静かに、しかし確実に刻み込んでいる。
そして6月10日には、初のCD盤となるデビューミニアルバム『CLASSIC WAVE』をリリース。表題曲「CLASSIC WAVE」はもとより、プレデビュー第3弾曲「DRESS CODE」や先行配信曲「Pa Ri Ra!!」など全7曲を収録。特に「AYE」では、二人が作詞に挑戦しているのが見逃せない。
■横浜アリーナへ 広がり続けるROIROMの航路
4月30日の深夜にスタートした彼らの冠番組『ゲストはROIROM』(日本テレビ系)では、ファーストコンサート『ROIROM 1st Concert 2026 "MYSTIQUE"』の開催が発表された。場所は横浜アリーナ、日程は7月19日と20日の2日間。プレデビューショーケースの舞台だった有明アリーナから、さらに大きな海へ。この短期間でのスケールアップは、ROIROMという存在のポテンシャルがいかに桁外れであるかを物語っている。
「MYSTIQUE」とは、神秘、謎めいた魅力のこと。デビューミニアルバムのタイトル「CLASSIC WAVE」ではなく、あえてこのタイトルを選んだ二人は、デビューを経てもなお、自分たちの可能性を開き続けることへの意志を込めたのかもしれない。まだ見せていないものが、たくさんあるに違いない。
■「奇跡のバランス」の正体
本多大夢の声は、一度耳にすれば忘れられない。それは技術の問題ではなく、魂の問題だ。歌詞の一言一言を彼自身の体験として消化した歌は、その誠実さが、聴き手の心に直接響く。一方で浜川路己は、ステージの上で別人になる……というよりも、ステージの上でこそ彼自身になる、という方が正しいのかもしれない。楽曲が持つ空気を全身で受け取り、再解釈し、場の空間ごと塗り替えてしまう。
このふたつの個性が同じグループに宿っているという事実は、“奇跡のバランス”という言葉だけでは言い表せない豊かさを持つ。お互いがお互いの引力になっている化学反応が、ROIROMというユニットには確かに存在する。
厳しいオーディションをともに経験し、同じ波に乗ることにした二人。「はじめようか 二人だけで」という言葉の重みは、1年という時間の密度を知っているからこそ、より深く響く。
デビューミニアルバム『CLASSIC WAVE』は、ROIROMという物語の第一章だ。80年代の波をまとい、2026年という現在に立ち、未来へと漕ぎ出す二人の姿は、かつて画面越しに応援し続けたすべての人への最高の回答でもある。波はもう、十分に大きくなった。その先にどんな景色が広がるのかを見届けたい。
文:坂本ゆかり
<作品情報>
■ROIROM Debut Mini Album『CLASSIC WAVE』
【通常盤】(CD)
品番:VICL-66158/価格:2750円(税込)
封入特典1:RANDOM PHOTOCARD Type-A付き(全7種ランダム1枚)
封入特典2:応募抽選シリアルナンバー(※初回プレスのみ)
【初回限定盤A】(CD+Photobook)
品番:VIZL-2537/価格:4950円(税込)
Photobook:タイにて撮り下ろした写真を掲載したフォトブック
封入特典1:RANDOM PHOTOCARD Type-B付き(全7種ランダム1枚)
封入特典2:応募抽選シリアルナンバー
【初回限定盤B】(CD+Blu-ray)
品番:VIZL-2538/価格:4400円(税込)
Blu-ray:「Photobook Behind The Scenes」
※タイで撮影したPhotobookの裏側をとらえたメイキングムービー
「ロろログ番外編 伊香保の夜は浴衣です 」
※ROIROMのVlog「ロろログ」の番外編
封入特典1:RANDOM PHOTOCARD Type-B付き(全7種ランダム1枚)
封入特典2:応募抽選シリアルナンバー
【VOS限定盤】(CD+Blu-ray)
品番:NZS-1054/価格:5720円(税込)
Blu-ray:「ROIROM debut showcase〜dear cHaRm〜」
※約2万人を動員した2025年11月23日開催の有明アリーナ公演映像
封入特典1:RANDOM PHOTOCARD Type-A付き(全7種ランダム1枚)
封入特典2:応募抽選シリアルナンバー
【FC限定盤】(CD)
品番:NZS-1055/価格:2970円(税込)
封入特典1:RANDOM PHOTOCARD Type-A付き(全7種ランダム1枚)
封入特典2:応募抽選シリアルナンバー
封入特典3:フレークステッカー3種
※ROIROMツーショット写真に加え、本多大夢・浜川路己のそれぞれのソロステッカーを入れた合計3枚セット
<収録楽曲(全形態共通)>
01. CLASSIC WAVE
02. AYE
03. ZEROGRAVITY
04. DRESS CODE
05. I SITE U□(※□=ハートマーク)
06. Pa Ri Ra!!
07. どっかで
2025年5月6日。本多大夢と浜川路己のインスタグラムのアカウントからほぼ同時に動画が投稿された。そして5月8日の正午、「ROIROM」という名前とともにネットが揺れた。SNSのトレンドが埋め尽くされ、スクリーンショットが拡散され、ファンの歓声がテキストとなってあふれかえった。これが、ROIROMの始まりだった――。
■二人が描いた、プレデビューまでの軌跡
本多大夢(ほんだひろむ)と浜川路己(はまかわろい)は、オーディション番組『timelesz project』(通称・タイプロ)への参加をきっかけに注目を集めた。ともに最終審査まで進出し、多くの視聴者の支持を獲得。その経験は、現在のROIROMへとつながる大きな転機となった。
結成発表直後からテレビ番組や雑誌に多数出演。2025年11月5日、「Dear DIVA」でのプレデビューすることが発表されると、日本テレビ『with MUSIC』、テレビ朝日『MUSIC STATION』にも出演した。
そして11月19日、プレデビューデジタルシングル「Dear DIVA」がビクターエンタテインメントからリリースされた。ファンに寄り添うような温度感を持ったこの楽曲は、まるで「ずっと待っていたよ」と語りかけているかのようで、cHaRm(チャーム)と名付けられたファンたちへのラブレターとして機能した。
その4日後、東京・有明アリーナで開催された『ROIROM debut showcase〜dear cHaRm〜』は、メジャーデビュー前ながら約2万人を動員。これは異例の数字であり、ROIROMがすでに日本の音楽シーンにおいて“特別な存在”であることを証明した。
続くデジタルシングル「My Princess」と「DRESS CODE」では、それぞれ異なる楽曲の表情を見せながら、本多の歌声と浜川のパフォーマンスがいかに互いを高め合うかが明確になっていった。圧倒的な歌唱力で楽曲を牽引する本多と、繊細かつ大胆な表現で世界観に奥行きをもたらす浜川。この対照的な個性のかみ合わせは、“奇跡のバランス”と称されるにふさわしい。
さらにこの期間、二人は橋本環奈主演のドラマ『ヤンドク!』の第9話にゲスト出演し、俳優としての初仕事も経験した。本多が循環器内科の研修医、浜川が救命救急の看護師を演じたこの作品は、彼らの表現の幅がアーティストとしての枠を越えていくことを予感させるものでもあった。
そして結成1年となる2026年5月7日、ついにメジャーデビュー曲「CLASSIC WAVE」がデジタルシングルとして世界に放たれた。
80年代ディスコを彷彿とさせるグルーヴィーなトラックに、ノスタルジックなメロディラインを重ね、そこに現代的な解釈を加えることで生まれる独自の懐かしさと新しさが同居するこの楽曲の質感は、ROIROMというデュオのあり方そのものを体現している。過去の輝きを土台にしながら、まったく新しい形で今に立っているという、そのたたずまいがまさしくそれだ。
これまでのプレデビュー作品がファン(cHaRm)に寄り添う楽曲だったのに対し、「CLASSIC WAVE」は初めて“自分たち自身の物語”にフォーカスした作品となった。運命的に出会い、デュオとして歩み出した2人が、互いを信じ、互いを必要としながら未来へ進んでいく――。その物語が、「はじめようか 二人だけで」という冒頭の一行に凝縮されている。
ミュージックビデオには、“コウモリ”のモチーフが据えられた。内側に強い衝動を抱え続ける存在。かつてオーディションという場で激しく燃え、しかし違う形で羽ばたくことを選んだ二人の姿そのものに重なる映像は、ROIROMが新たなフェーズへ踏み出す決意を静かに、しかし確実に刻み込んでいる。
そして6月10日には、初のCD盤となるデビューミニアルバム『CLASSIC WAVE』をリリース。表題曲「CLASSIC WAVE」はもとより、プレデビュー第3弾曲「DRESS CODE」や先行配信曲「Pa Ri Ra!!」など全7曲を収録。特に「AYE」では、二人が作詞に挑戦しているのが見逃せない。
■横浜アリーナへ 広がり続けるROIROMの航路
4月30日の深夜にスタートした彼らの冠番組『ゲストはROIROM』(日本テレビ系)では、ファーストコンサート『ROIROM 1st Concert 2026 "MYSTIQUE"』の開催が発表された。場所は横浜アリーナ、日程は7月19日と20日の2日間。プレデビューショーケースの舞台だった有明アリーナから、さらに大きな海へ。この短期間でのスケールアップは、ROIROMという存在のポテンシャルがいかに桁外れであるかを物語っている。
「MYSTIQUE」とは、神秘、謎めいた魅力のこと。デビューミニアルバムのタイトル「CLASSIC WAVE」ではなく、あえてこのタイトルを選んだ二人は、デビューを経てもなお、自分たちの可能性を開き続けることへの意志を込めたのかもしれない。まだ見せていないものが、たくさんあるに違いない。
■「奇跡のバランス」の正体
本多大夢の声は、一度耳にすれば忘れられない。それは技術の問題ではなく、魂の問題だ。歌詞の一言一言を彼自身の体験として消化した歌は、その誠実さが、聴き手の心に直接響く。一方で浜川路己は、ステージの上で別人になる……というよりも、ステージの上でこそ彼自身になる、という方が正しいのかもしれない。楽曲が持つ空気を全身で受け取り、再解釈し、場の空間ごと塗り替えてしまう。
このふたつの個性が同じグループに宿っているという事実は、“奇跡のバランス”という言葉だけでは言い表せない豊かさを持つ。お互いがお互いの引力になっている化学反応が、ROIROMというユニットには確かに存在する。
厳しいオーディションをともに経験し、同じ波に乗ることにした二人。「はじめようか 二人だけで」という言葉の重みは、1年という時間の密度を知っているからこそ、より深く響く。
デビューミニアルバム『CLASSIC WAVE』は、ROIROMという物語の第一章だ。80年代の波をまとい、2026年という現在に立ち、未来へと漕ぎ出す二人の姿は、かつて画面越しに応援し続けたすべての人への最高の回答でもある。波はもう、十分に大きくなった。その先にどんな景色が広がるのかを見届けたい。
文:坂本ゆかり
<作品情報>
■ROIROM Debut Mini Album『CLASSIC WAVE』
【通常盤】(CD)
品番:VICL-66158/価格:2750円(税込)
封入特典1:RANDOM PHOTOCARD Type-A付き(全7種ランダム1枚)
封入特典2:応募抽選シリアルナンバー(※初回プレスのみ)
【初回限定盤A】(CD+Photobook)
品番:VIZL-2537/価格:4950円(税込)
Photobook:タイにて撮り下ろした写真を掲載したフォトブック
封入特典1:RANDOM PHOTOCARD Type-B付き(全7種ランダム1枚)
封入特典2:応募抽選シリアルナンバー
【初回限定盤B】(CD+Blu-ray)
品番:VIZL-2538/価格:4400円(税込)
Blu-ray:「Photobook Behind The Scenes」
※タイで撮影したPhotobookの裏側をとらえたメイキングムービー
「ロろログ番外編 伊香保の夜は浴衣です 」
※ROIROMのVlog「ロろログ」の番外編
封入特典1:RANDOM PHOTOCARD Type-B付き(全7種ランダム1枚)
封入特典2:応募抽選シリアルナンバー
【VOS限定盤】(CD+Blu-ray)
品番:NZS-1054/価格:5720円(税込)
Blu-ray:「ROIROM debut showcase〜dear cHaRm〜」
※約2万人を動員した2025年11月23日開催の有明アリーナ公演映像
封入特典1:RANDOM PHOTOCARD Type-A付き(全7種ランダム1枚)
封入特典2:応募抽選シリアルナンバー
【FC限定盤】(CD)
品番:NZS-1055/価格:2970円(税込)
封入特典1:RANDOM PHOTOCARD Type-A付き(全7種ランダム1枚)
封入特典2:応募抽選シリアルナンバー
封入特典3:フレークステッカー3種
※ROIROMツーショット写真に加え、本多大夢・浜川路己のそれぞれのソロステッカーを入れた合計3枚セット
<収録楽曲(全形態共通)>
01. CLASSIC WAVE
02. AYE
03. ZEROGRAVITY
04. DRESS CODE
05. I SITE U□(※□=ハートマーク)
06. Pa Ri Ra!!
07. どっかで
2026/06/10


