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ドリカム、音楽とファン体験の革新を追求 9年ぶりのオリジナルNEWアルバム『THE BLACK ◯ ALBUM』が叶える3つの試み

 DREAMS COME TRUEが3月18日、実に9年ぶりとなる19枚目のオリジナルNEWアルバム『THE BLACK ◯ ALBUM』をリリースする。J-POPの歴史と音楽性において重要な存在であるドリカムが久々に放つフルアルバムということで、本作にはさまざまな意欲的な試みが盛り込まれている。注目ポイントは大きく3つ。1つめは、何と言ってもアルバムに収録されている楽曲そのもの。2つめは、ドリカム初の試みとなる、『史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2027』チケット最優先予約申込(抽選)などに応募可能な“スペシャル抽選シリアルコード”の封入。そして3つめが、「まずは“CDアルバム”というカタチで伝えたい」という“CDファーストチャレンジ!”というリリース形態だ。では順を追って、作品を見ていこう。

9年ぶりとなる19枚目のオリジナルNEWアルバム『THE BLACK ◯ ALBUM』をリリースするDREAMS COME TRUE

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■作品性を追求した“ドリカムならでは”の試み

 本作には、新曲4曲と既にシングル・リリースされている楽曲に新録パートを追加したアルバムバージョン(TBA Version)の計14曲を収録。既発曲に関しては、2018年にNHK連続テレビ小説『まんぷく』主題歌としてシングル・リリースしたヒット曲「あなたとトゥラッタッタ♪」や、富野由悠季総監督自らのオファーにより実現した劇場版『Gのレコンギスタ』テーマソング「G」(2020年)、昨年夏にスタートしたテレビ朝日系ドラマ『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』の主題歌「BEACON」など10曲がラインナップされている。

 そう、アルバム自体は9年ぶりではあるものの、前作『THE DREAM QUEST』(2017年)以降、ドリカムはコンスタントに楽曲をリリースしており、いくつかの曲はライブでも披露されている。このように、止まることなく進化し続ける9年間のドリカム・サウンドが、このアルバムに凝縮されているというわけだ。しかも既発曲をそのまま収録するのではなく、本作のトータルコンセプトに沿ってちゃんと“お色直し”が施されている点がドリカムならでは。たとえば、曲によって重厚だったりユーモラスだったりするイントロが新たに設けられていたり、より聴き手の気持ちが盛り上がるアウトロが追加されていたりするので、シングルとはどう変わっているのか、ぜひ自分の耳で確かめて、楽しんでみてほしい。

 新曲も簡単に紹介しておこう。まずアルバムの幕開けを飾る「GARGANTUA - OPENING THEME OF TBA -」は、まるで映画のオープニングのような壮大かつシンフォニックなサウンド感で、これから始まる物語のオーバーチュアのようでもある。ちなみに“GARGANTUA”とは、2014年公開のSFアドベンチャー映画『インターステラー』で登場する超巨大ブラックホールと同じ名前。「こんな(多様な)楽曲達を収められるアルバムなんて、まさに音楽のブラックホールだね」という2人のコメントと、アルバムタイトルにある「◯」が何を意味しているのかを考えると、このオープニング曲には、思わずニンマリとしてしまう。

 加えて、首都圏在住者には既にお馴染みだろうNHK総合テレビ『首都圏ネットワーク』のテーマソングとして書き下ろされた「東京 magic hour」、明るくユーモラスなフレーズと自然と踊りたくなるリズムで喜びや感謝を歌う「カンパイマーン♪」、そして映画のエンドロールあるいはライブのアンコールかのように幸せな余韻を味わわせてくれる「アヒルガーガー」で、アルバムが締めくくられるストーリーで全14編の物語は構成されている。

■ドリカム初、ファン体験を体感するための1stチャンス

 2つめのポイントとして見逃せないのは、後述する全商品形態に封入されている“スペシャル抽選シリアルコード”だ。冒頭でも触れたが、最大のニュースは、来年に開催が予定されている『史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2027』のチケット最優先予約の申込(抽選)に同シリアルコードが使えるという点。これはドリカムとして初の試みであり、4年に一度のドリカム最大のライブ・イベントをリアルに体感できるかもしれない貴重な1stチャンスとなる。

 この他にも同シリアルコードを使うことで、これまた9年ぶりのリリースツアーということで大きな話題となっている『DREAMS COME TRUE CONCERT TOUR 2026 THE BLACK ◯ ALBUM』の最終公演(9月27日横浜アリーナ)の最終購入予約申込(抽選)や、『THE BLACK ◯ ALBUM 』オリジナル・グッズプレゼント(抽選 ※1)、さらには「TBA賞 ドリカムゆかりの地ご招待(抽選 ※2)」への応募が可能となっている。
※1:「オリジナルTシャツ(D賞)」「オリジナルイヤフォン(C賞)」「DREAMS COME TRUE メンバー音声入りめざまし時計(T賞)」を用意
※2:「北海道池田町:DCTgarden IKEDA」「東京:sumile TOKYO」「沖縄:GLAMDAY VILLA OKINAWA 中村邸」のいずれか1ヶ所に招待

■サブスク全盛時代に挑む “CDファーストチャレンジ!”

DREAMS COME TRUE『THE BLACK ◯ ALBUM』【通常盤】

DREAMS COME TRUE『THE BLACK ◯ ALBUM』【通常盤】

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 そして最後に、“CDファースト チャレンジ!”について触れておこう。サブスクリプション・サービスで音楽が単曲で聴かれることが多い今の時代にドリカムは、“CDアルバム”という作品性にこだわった。その意味はどこにあるのだろうか? そして“CDアルバム”の作品性は一体どこから生まれてくるのだろうか? それは、アルバム全体を形作るオープニング感やエンディング感はもちろんのこと、歌とサウンドがどのようにつながっていくのかという楽曲の流れ(曲順)、さらには曲間の無音時間が演出する音楽の抑揚や余韻といったあらゆる要素によって描き出されるのが“CDアルバム”としての作品性であり、それは単純に楽曲を順番に並べただけのプレイリストとはまったく異なるものなのだ。

 ここで思い出してほしい。今回の『THE BLACK ◯ ALBUM』には、すべての既発曲に新録パートが加えられた「TBA Version」が収録されていることを先に紹介した。それもまた、前の曲からのつながりや、次の曲へのグラデーションといった楽曲全編を通した物語の起承転結を描き出す大切な要素となっている。つまり「TBA Version」は、シングルと差別化をはかるための単純な“バージョン違い”ではなく、きちんと音楽的に意義のある“お色直し”である点が重要だ。

 さらにアートワークを含めたフィジカル的な視点でも、“CDアルバム”としてのトータルな作品性にもこだわりが伝わる仕様となっており、吉田美和の歌詩や、レコーディング・クレジット、アート・ディレクターにアンテナグラフィックベース・鷲見陽、そして写真家に蓮井幹生を迎えたニューヨーク・ロケでのアーティスト写真満載のブックレットを付属。全14曲を通しての音楽物語を楽しみつつ、手にとっても楽しめる作品となっている(CD再生環境を持たないユーザーのために、初回限定盤各種には、スマートフォンにかざすと専用アプリでこのアルバムを聴くことができる“TBAミュージックチャーム”を同梱。通常盤には“音源試聴QRコード”が封入されている)。

 こうした“CDアルバム”本体を核に、初回限定盤など全7形態を用意。2015年に吉田美和生誕記念として開催されたハワイでのライブBlu-ray/DVDが付属される『初回限定 - ハワイ ライヴ盤 -』、2021年に行われた配信限定ライブと沖縄アリーナこけら落としイベントという2つの激レアライブBlu-ray/DVD付属の『初回限定 - アコ味 & オキナワ ライヴ盤 -』、韓国人プロデューサー/DJであるNight Tempoが本作全楽曲をDISCOバージョンへリアレンジしたREMIX CD同梱の『初回限定 - THE BLACKドリカムDISCO盤 -』、株式会社サンリオのキャラクター“クロミ”をフィーチャーしたBOXセット『初回限定 - クロミ盤 - (数量限定生産)』、ハワイライヴ盤+アコ味 & オキナワ ライヴ盤 +THE BLACKドリカムDISCO盤を専用ケースに格納した超スペシャルなBOXセット『- BLACKなモリモリセット -』、2025年に80周年を迎えたムーミンとDREAMS COME TRUEとのコラボレーション『DREAMS COME TRUE・MOOMIN Special Collaboration盤 (初回生産限定)』のほか、通常盤が同時発売される。

 楽曲はもちろんのこと、今の時代に改めて多角的に“CDアルバム”という作品フォーマットを再発見でき、楽しめる『THE BLACK ◯ ALBUM』。そこには、ストリーミングやダウンロードでは味わえない魅力が詰め込まれており、それは90年代以降J-POPシーンをトップランナーとして走り続けるドリカムならではの、聴いて、視て、触れて楽しめるエンタテインメントのブラックホールなのだ。

文:布施雄一郎
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