ロックバンド・LUNA SEAのSUGIZO(Gt./Violin)、J(Ba.)が5日、都内で行われたヤマハ『ライブの真空パック』のアンバサダー就任発表会に登壇した。
ヤマハは2017年から『ライブの真空パック』をコンセプトに、ライブやコンサートの体験を音楽・文化資産として保存することを目指して技術研究・事業開発に取り組んでいる。主要な取り組みとして実際の楽器の演奏をリアルに自動再現する「Real Sound Viewing」などのサービスを事業開発している。これらのサービスや技術を活用することで、アーティストの死去やバンドの解散などで“観たくても観られなかったライブ”を保存し、その体験を時間と空間を超えて提供することを可能に。現代の音楽だけでなく、伝承が危ぶまれている伝統音楽の保存や継承に活用することもできる。
「Real Sound Viewing」で、初のエレキギター、エレキベースでの演奏再現、およびドラム演奏の再現力の向上を実現。今年35周年を迎えたLUNA SEAは、技術開発について評価。LUNA SEAに求められるレベルをクリアするため、4年をかけて技術開発を行い、それに達したことでLUNA SEAがアンバサダーに就任することとなった。再現について、バンドの理解が重要と説明した三田祥二ミュージックコネクト推進部部長はLUNA SEAのアンバサダー就任について「大きなマイルストーンになる」と力説した。
一足早く体幹した2人。SUGIZOは「Real Sound Viewing」技術について「まさに、ライブのミュージシャンのタッチや息遣いがリアルに表現されて、それが体験できる。あるようでなかった。もし、これが50年前にあったら、今ジミヘンやジョン・レノンの演奏が聞けるということ。ただただミュージシャンとして感動します。アンバサダーに選んでいただけて感動しています」と口にした。
Jも「僕自身、ベースという楽器を担当していまして。バンドサウンドにおいて重要な部分を占める楽器。最初は僕が演奏していた音と違っていたら嫌だなと思って不安もあったんですけど、僕が弾いたタッチと音色が蘇ってきているのを聞いて、音楽にとって、とんでもないことだと思いました。たぶん皆さん、説明を聞かれて『これは、一体なんだろう?』と思われるかもしれないですけど早く聞いてほしいです」と呼びかけた。
LUNA SEAは、35周年記念ライブの真っ最中。Jは「LUNA SEAは結成35周年のツアーをやっています。先週、札幌公演を終えた。ファイナルは東京ドームが来年の2月に待っております。そこまでバンドとしても魂を込めて、全身全霊で突っ走っていこうと思っています」と気を引き締めた。
そんな中でLUNA SEAにとってライブとは、という質問が。SUGIZOは「35年間、ライブで僕らは叩き上げてきた。ライブこそが自分たちの存在証明であり、ステージこそ自分たちの居場所と思っています」と思いを吐露。「もちろん、楽曲を作ることも、レコーディングすることも全てがミュージシャンとって重要なプロセスなんですけど、特にLUNA SEAはライブで始まってますから。(ライブは)自分たちが産声を上げた場所。いつも思うことは、どんどん技術が上がってきて、例えばもうすぐほとんどの演奏とか音楽はAIに取って代わられてしまう。これはこれですごいことだと思います。だけど、僕らみたいな生のロックバンドのライブの魅力や強さというのは、どんなに時代が変わってもおそらく永遠に必要とされるものだと思う。音楽家としての、LUNA SEAとしての産声の場所であり、最後に行き着く場所がライブだと思います」と思いを語っていた。
同じ質問にJは「もし、この世の中にライブというものが存在しなかったら音楽をやっていなかったろうなと思うぐらい活動の中で重要な部分を締めています。演奏して、バンドのメンバーとつながって、そしてその音楽を聞いてる皆さんにつながって、そしてそれがものすごいエネルギーとなって、ポジティブなものを生んでいく。そんなものって、世の中になかなか存在しないと思うんです」としみじみ。「そういう意味では、僕たちはライブを通じて、いろいろな経験をしてきて、とんでもない景色も見てきていて。今回この『ライブの真空パック』というもの、夢のようなものと改めて本当に感じている」と熱弁した。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
ヤマハは2017年から『ライブの真空パック』をコンセプトに、ライブやコンサートの体験を音楽・文化資産として保存することを目指して技術研究・事業開発に取り組んでいる。主要な取り組みとして実際の楽器の演奏をリアルに自動再現する「Real Sound Viewing」などのサービスを事業開発している。これらのサービスや技術を活用することで、アーティストの死去やバンドの解散などで“観たくても観られなかったライブ”を保存し、その体験を時間と空間を超えて提供することを可能に。現代の音楽だけでなく、伝承が危ぶまれている伝統音楽の保存や継承に活用することもできる。
「Real Sound Viewing」で、初のエレキギター、エレキベースでの演奏再現、およびドラム演奏の再現力の向上を実現。今年35周年を迎えたLUNA SEAは、技術開発について評価。LUNA SEAに求められるレベルをクリアするため、4年をかけて技術開発を行い、それに達したことでLUNA SEAがアンバサダーに就任することとなった。再現について、バンドの理解が重要と説明した三田祥二ミュージックコネクト推進部部長はLUNA SEAのアンバサダー就任について「大きなマイルストーンになる」と力説した。
一足早く体幹した2人。SUGIZOは「Real Sound Viewing」技術について「まさに、ライブのミュージシャンのタッチや息遣いがリアルに表現されて、それが体験できる。あるようでなかった。もし、これが50年前にあったら、今ジミヘンやジョン・レノンの演奏が聞けるということ。ただただミュージシャンとして感動します。アンバサダーに選んでいただけて感動しています」と口にした。
Jも「僕自身、ベースという楽器を担当していまして。バンドサウンドにおいて重要な部分を占める楽器。最初は僕が演奏していた音と違っていたら嫌だなと思って不安もあったんですけど、僕が弾いたタッチと音色が蘇ってきているのを聞いて、音楽にとって、とんでもないことだと思いました。たぶん皆さん、説明を聞かれて『これは、一体なんだろう?』と思われるかもしれないですけど早く聞いてほしいです」と呼びかけた。
LUNA SEAは、35周年記念ライブの真っ最中。Jは「LUNA SEAは結成35周年のツアーをやっています。先週、札幌公演を終えた。ファイナルは東京ドームが来年の2月に待っております。そこまでバンドとしても魂を込めて、全身全霊で突っ走っていこうと思っています」と気を引き締めた。
そんな中でLUNA SEAにとってライブとは、という質問が。SUGIZOは「35年間、ライブで僕らは叩き上げてきた。ライブこそが自分たちの存在証明であり、ステージこそ自分たちの居場所と思っています」と思いを吐露。「もちろん、楽曲を作ることも、レコーディングすることも全てがミュージシャンとって重要なプロセスなんですけど、特にLUNA SEAはライブで始まってますから。(ライブは)自分たちが産声を上げた場所。いつも思うことは、どんどん技術が上がってきて、例えばもうすぐほとんどの演奏とか音楽はAIに取って代わられてしまう。これはこれですごいことだと思います。だけど、僕らみたいな生のロックバンドのライブの魅力や強さというのは、どんなに時代が変わってもおそらく永遠に必要とされるものだと思う。音楽家としての、LUNA SEAとしての産声の場所であり、最後に行き着く場所がライブだと思います」と思いを語っていた。
同じ質問にJは「もし、この世の中にライブというものが存在しなかったら音楽をやっていなかったろうなと思うぐらい活動の中で重要な部分を締めています。演奏して、バンドのメンバーとつながって、そしてその音楽を聞いてる皆さんにつながって、そしてそれがものすごいエネルギーとなって、ポジティブなものを生んでいく。そんなものって、世の中になかなか存在しないと思うんです」としみじみ。「そういう意味では、僕たちはライブを通じて、いろいろな経験をしてきて、とんでもない景色も見てきていて。今回この『ライブの真空パック』というもの、夢のようなものと改めて本当に感じている」と熱弁した。
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2024/09/05