毎年恒例の日本テレビ系『24時間テレビ47』（8月31日、9月1日）の制作発表会見が16日に都内で行われ、今年の総合司会に10年目のタッグとなる羽鳥慎一、水卜麻美に加え、お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也が就任することが発表された。

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　1978年にスタートした同番組は、第1回から昨年の第46回まで、変わることなく使われてきた「愛は地球を救う」という番組テーマを「愛は地球を救うのか？」に変更。約半世紀の間、続いてきた番組タイトルの意味、チャリティーの本質を見つめ直す“決意”をテーマに込めた。

　羽鳥＆水卜に挟まれる形で会見に登壇した上田は「3人目の総合司会」として紹介を受けるも、開口一番に「総合司会とご紹介いただきましたが、本質的には今年の“アイドル枠”で起用されたと思っていただければ幸いです。アイドルらしく、爽やかな笑顔で歌って踊って、楽しくお送りしたいと思います」と意気込み（？）を語り、笑わせる。

　長らく総合司会を務めている羽鳥も「今までと違う感じで、去年までは非常にフレッシュで元気いっぱいな方々とやってきたんですけど、今年は気を遣いながらやっていきたいと思います（笑）」と冗談めかしながら「（羽鳥が総合司会になってから）3人は初めてですので、変化というか今までと違ったことがありますので面白くなるかなと思います」と期待に胸を膨らませた。

　早くも抜群のトーク力で存在感を発揮した上田だが「つらくて、厳しく、あまり笑顔になれない状況の方もたくさんいらっしゃると思うんですよ」と切り出すと「そういう人の気持ちが分かるというのは非常におこがましいんですけど、決して他人事だと思わず、自分のことと思って、そういう立場の方にも思いを馳せながらも、やっぱり楽しくね、明るくお送りしたいなと思います。明るく楽しくじゃないと人は集まらないし、エネルギーが生まれないと思うので、楽しく明るいチャリティーにできれば」とコメント。

　真面目な一面をのぞかせたかと思いきや「どうでしょう。僕もたまにはこういうことを言えるんです。『24時間テレビ』のうち、1回くらいはこういうことも言うと思いますよ（笑）」とハニカミながら予告し、会見の進行役から「もうちょっと増やしていただければ！」とリクエストされていた。