俳優の小澤征悦（50）が10日、東京国立博物館 表慶館で行われた「カルティエと日本 半世紀のあゆみ『結 MUSUBI』展―美と芸術をめぐる対話」オープニングイベントに来場した。

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　シックに黒でコーディネートした装いで登場。本展にちなんで、自身にとっての絆を問われると「実はちょっと前に（NHKアナウンサーの桑子真帆と）結婚させていただきまして。今、着けている結婚指輪なんですけれども、妻と相談して銀座のカルティエに見に行かせてもらった。いろいろあったんですけど目についたものが、なんか見たことがあるなと思って。男性は金で、女性はダイヤがついているんですけど、コンビで見たことがあって。うちに両親に聞いてみたんですよ」と回顧。

　続けて「そしたら、なんと55年ぐらい前に両親がニューヨークでカルティエで買った結婚指輪だったんです。だから、うちの両親はずっとカルティエをしていたんですよ。だから記憶にあって」と偶然のめぐり合わせを明かし「だったら一緒にしようよ、と買わせてもらった。カルティエが絆と言えると思います」と笑顔で語っていた。

　本展は、カルティエが日本に最初のブティックを開いてから50年を記念し、12日から7月28日まで同会場で行われるもの。メゾンと日本を結ぶさまざまなストーリーを紹介する本展は、左右対称の構造をなす表慶館を舞台に、カルティエと日本、そしてカルティエ現代美術財団と日本のアーティストという2つの絆をひも解くものとなっている。

　イベントにはそのほか、今田美桜、内田也哉子、江口洋介、小澤征悦、賀来賢人、香取慎吾、北野武、窪田正孝、鈴木保奈美、戸田恵梨香、松嶋菜々子、山田裕貴らが来場した。