ここ数年、メデイアの中で「歌詞」の扱いが変わってきていると思う音楽ファンは多いのではないだろうか。先日も『この歌詞が刺さった!グッとフレーズ 春...出会いと別れに刺さる歌詞SP』がゴールデンタイムの長時間特番で放送されていた。 なかでも思いがけなかったのは、今年3月に放送された『水曜日のダウンタウン』の企画「清春の新曲歌詞を全て書き起こせるまで脱出できない生活」だった。発売前の清春の11枚目のソロアルバム『ETERNAL』の中の「霧」の歌詞を何の事前情報もなく書き起こすことを課す。それは決して「聴きやすい」とは言えない彼のボーカルスタイルを逆手に取った企画。まさしく逆転の発想だった。