32年間（8054回）にわたって、放送されてきたフジテレビ系『笑っていいとも！』が「グランドフィナーレ」を迎えてから、今年の3月31日でちょうど10年となる。『感謝の超特大号』と題したグランドフィナーレでは、客席に歴代レギュラー陣77人が並び、さらに舞台上では“夢の共演”が相次ぎ、今なお「テレビ史に残る名場面」として語り継がれている。ORICON NEWSでは、その時の空気感をなるべく忠実に伝えるため、当時の肩書きに準じた表記で、グランドフィナーレでの名場面を「プレイバック」と銘打って紹介していく。

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　番組後半では、いいともメンバーからタモリに向けたスピーチが送られた。

■草なぎ剛
32年間、お疲れ様でした。本当にタモリさんにはたくさんお世話になりまして、言いたいことたくさんあるんですけど、日本には面白い人がたくさんいるなって、きょう改めて思いました。すごいコメディアンがたくさんいるなと（笑）。お笑い怪獣だらけだなと思いました。僕ら、SMAPとして、アイドルとしてですね、こういうお笑いの一線で活躍されている方と20年一緒に仕事できたって、奇跡だなと思いました。当時、前に出ていくことができなくて悩んでいることが多かったんですけど、きょう思いました。無理だなと（笑）。

本当に、タモリさんにはお世話になっているんですけど。ここにいる人たちは、みんなタモリさんが大好きで、タモリさんからたくさんの影響を受けた人たちがみんなで。その中で、僕は何を言おうかなと思っていたんですけど。タモリさんのそばにいると、物事とかを違う目で見ることができて、いろんな世界とかを違う目で見られるようになったりして、いろんな世界を広げてくれるのが、タモリさんのすごくステキなところだなと、僕は…20年くらいなのですが思いました。

それと、固定観念とかを取り除いてくれるところがすごくステキなところだなと思っています。みんなもそうだと思うんですけど、タモリさんの笑顔を見ていると、自分が悩んでいることとかもバカらしいなと思って、元気に前向きになれる自分がいるので、タモリさんの笑顔はみんな大好きだと思います。タモさんみたいにステキに笑える人間になりたいなと思います。これからも、かっこよくて、そしてちょっと変態なおじさんでい続けてください。お疲れ様でした。