お笑いコンビ・南海キャンディーズが、22日から24日の3日間にわたって、東京・本多劇場で3つの新企画ライブ『南海キャンペーンズ』を実施。最終日となる3日目は『南海キャンディーズの日〜南海キャンディーズ単独ライブ〜』と題して、2人そろって“2回目の単独ライブ”で魅了し、3日間の壮大な“キャンペーン”を締めくくった。ライブ後に2人が囲み取材に応じた。
初日の22日は『山崎静代の日〜人吸い〜』で、しずちゃん、シソンヌ・じろう、吉住、鄭亜美、蛙亭・中野が躍動した。2日目となる23日は『山里亮太の日〜まんざいこわい〜』で、サプライズゲストの古舘伊知郎、和牛・水田信二、あの、爆笑問題・太田光と即興漫才に挑戦した。当初は生配信のみとされていたが、3日間のアーカイブ配信も決定した。
■6年ぶりの単独ライブに充実感 しずちゃんは初日の芝居で「“女優”が出ちゃったかな(笑)」
――6年ぶりの単独ライブを終えた感想を教えてください。
しずちゃん
2回目の単独で、単独ライブがどんなもんかわからずに、どんなんだろうと自分でもわからずやっていたんですけど。まず、これをやろうとやってくれたスタッフさんたちが、本当にすごいゲストとか集めてくださって。すごい豪華な素敵な1日目2日目となって。3日ともお客さんが本当にもう全員味方なんだなって感じさせてもらえる、あったかい人たちだったので、すごく楽しかったです。本当にリハビリっていう感じで(笑)、楽しませてもらいました。
山里亮太
リハビリ中、松葉杖折れちゃったもんね。
山里
本当に僕らはこういうことをやってきてなかったので、なんとか楽しくできるようにしてやろうという、周りのお客さんを含む、スタッフさんたちみんなが、なんとか南海キャンディーズの20年を肯定してやろうと。そしてこれからもう一歩頑張っていくという風な気合い入るようなライブにしてやろうという、本当にお客さんスタッフさんみんなに作ってもらって。その最高の神輿に乗らせてもらった3日間ということで、ただただ楽しいことしかなかったです。
――2時間以上の漫才になりましたが
山里
かかっちゃいましたね。楽しくなりすぎて、本ネタに入るまでの時間が長かった。どこをして本ネタかもよくわからないくらい。もともと、ネタ合わせしている時に「これ、ショートしちゃうな」って、言ってたんですよ。最初45分くらいで終わっていたからね?「1時間いくよな?」と言っていたのが、気づけば2時間以上で。それは本当にお客さんに連れて行ってもらった感じですかね。
――初日の見どころ?
しずちゃん
本当にその演出家、演者さんの力がすごくて。もう、1回きりがもったいない、本当にもったいないっていう。けいこ期間はそんな長くなかったけど、でも毎日毎日しっかり作り込んで、めっちゃけいこしたので。吉住さんは、やっぱりけいこ少なくても、あの長台詞をちゃんと決めてくるっていうか。やっぱり芸人って本番で爆発するなと。じろうくんも芸人やから、本以上の面白さを出すんですよね。あれはさすがやなって。
中野くんは、ちょこっと途中で出るんですけど、そのちょっとの出番だけで爆笑さらっていく彼のキャラクター、かわいらしさとかが、キャラの作り方もうまいし、やっぱり芸人さんすごいなと思いました。鄭亜美さんは、俳優さんなのですが、一番ぶっ飛んでる感じで。演出をつけられてないのに、すごい自分でちょっとこうクレイジーな役を作って、持ってくるんですけど、それがまた面白くて。この方もすばらしいなって思って。あと、演出家の方も、発想も演出のつけ方も「なんでそんな発想が出てくるの?」と思うような面白い言葉だったり、発想で、いろいろすごいなって。
山里
自分の見てほしいところは?
しずちゃん
私は、そうですね…。やっぱり、最後のシーンですかね。ちょっとやっぱり“女優”が出ちゃったかなっていう(笑)。
山里
すごい本だったじゃない。やる上でプレッシャーとかなかったの?
しずちゃん
それぞれいい人そうに見えて、何かを持っている人たちが、最終的に中身や本性が出てくるみたいな話なんですけど。そこら辺が、自分も含めて出てきたところとかを見てほしいです。全然わかりにくいですよね(笑)。
山里
僕も見ていたんですけど、めちゃくちゃ面白かったです。しずちゃんの言葉で言うと「1回だけはもったいない」というか。これいろんなところでやって、どんどんどんどん練っていくと、またとんでもないお化けコントになるんじゃないかなってくらいの。すごく面白かったんで、これが本当見たいっていう方も声も多かったんで。あともう本当名演です、みんな。すごいです。脚本家の方、天才だと思うので。それを天才たちが演じたんで、相当面白いと思います。
■山里、豪華ゲストとの漫才「お笑いやっていてよかった」 しずちゃんは戦々恐々も「最終的には勝ちました(笑)」
――2日目の見どころ?
山里
最高でしたね。夢見ているようでした。ずっと。本当は慌てふためいて、ショックを受けなければいけないかもしれないけど、センターマイクと、もうひとり横にいる人に対しての、多幸感が強すぎて。3日目の練習をしなければいけないのに、ずっとエゴサーチしちゃった(笑)。全然帰んなかったし、楽屋から。手応えがあった時の芸人あるあるで、全然帰らないっていう(笑)。そしたら、初代マネージャー以外全員帰っちゃった。
だって、古舘伊知郎さん、和牛の水田、あのちゃん、そして爆笑の太田さんですよ。よくこの人たちが引き受けてくれたなっていう。なんかシンプルな感想で、僕はお笑いやっていてよかったなって、心から思った日だったんですよ。多分死ぬ時に思い出す光景に絶対入るなって思うぐらい、最高の日だったので。見たいって声もたくさん出ていて、アーカイブ無理なんだよなって言っていましたけど。
ひょっとしたら、太田さんだけ2秒ぐらいで終わるかもしれませんけど(笑)。さすがにアーカイブだと、全部ってなるかわかりませんけど、でも極力生のままでお届けするっていう話を。出てくださった方々も、いや、漫才ってのは生モノだからって、けっこうド派手に使っちゃってよっていう空気らしいので。アーカイブでも、その時のドキドキ感、完全アドリブ即興漫才を楽しんでいただけると思うので、ぜひ本当に見てほしいなと思います。
――しずちゃんは2日目を見ていた?
しずちゃん
見ていました。すごかったですね。もう皆さんすごくて。それぞれ全然タイプが違うんですけど、すごいなって(笑)。なんかそれ見た後「あしたあるんや。見んかったらよかったかな」ってちょっと思いました(笑)。こんな即興でこれやっちゃうんやと思って。すごすぎて、圧倒されました。
――3日目を迎えるにあたって?
しずちゃん
人と比べたらあかんと思って。不安とかを消すために。自分は何があるか、自分の持っているものは…と考えた時、20年山ちゃんとやってきたっていう事実っていうのは、他の人にない。山ちゃんの弱みも握っているし、そういうところは、誰より、プライベートは知っているとか。そういうところで、自分は大丈夫って思いながら、きょう来ました。
――3日目の漫才中には、きのうの4人に「勝った」という発言もありましたが?
しずちゃん
最終的に勝ちましたね(笑)。
山里
今の南海キャンディーズの全部を出せた…というか、出させられたというか。もうなんか、出さざるを得ない状況になって。本当にお客さんに引っ張られて、本来の予定よりもはるかに長く、そして本来の予定よりも身を切ってしまったので。でも、きのうの方々がそんなにここをやめてくれって言ってないのに、きょうの漫才でオレがここをやめてくれって言ったら、それはちょっと違うだろうってなるんで、言えないっていう状況に、すごく嫌な思いです。ちょっとね、どの箇所って言わないですけど、ちょっと絵本の読み聞かせで1冊だけ消したいところがあるんですけども(笑)、そのご相談だけでちょっと後でしようかなと。
初日の22日は『山崎静代の日〜人吸い〜』で、しずちゃん、シソンヌ・じろう、吉住、鄭亜美、蛙亭・中野が躍動した。2日目となる23日は『山里亮太の日〜まんざいこわい〜』で、サプライズゲストの古舘伊知郎、和牛・水田信二、あの、爆笑問題・太田光と即興漫才に挑戦した。当初は生配信のみとされていたが、3日間のアーカイブ配信も決定した。
■6年ぶりの単独ライブに充実感 しずちゃんは初日の芝居で「“女優”が出ちゃったかな(笑)」
――6年ぶりの単独ライブを終えた感想を教えてください。
しずちゃん
2回目の単独で、単独ライブがどんなもんかわからずに、どんなんだろうと自分でもわからずやっていたんですけど。まず、これをやろうとやってくれたスタッフさんたちが、本当にすごいゲストとか集めてくださって。すごい豪華な素敵な1日目2日目となって。3日ともお客さんが本当にもう全員味方なんだなって感じさせてもらえる、あったかい人たちだったので、すごく楽しかったです。本当にリハビリっていう感じで(笑)、楽しませてもらいました。
山里亮太
リハビリ中、松葉杖折れちゃったもんね。
山里
本当に僕らはこういうことをやってきてなかったので、なんとか楽しくできるようにしてやろうという、周りのお客さんを含む、スタッフさんたちみんなが、なんとか南海キャンディーズの20年を肯定してやろうと。そしてこれからもう一歩頑張っていくという風な気合い入るようなライブにしてやろうという、本当にお客さんスタッフさんみんなに作ってもらって。その最高の神輿に乗らせてもらった3日間ということで、ただただ楽しいことしかなかったです。
――2時間以上の漫才になりましたが
山里
かかっちゃいましたね。楽しくなりすぎて、本ネタに入るまでの時間が長かった。どこをして本ネタかもよくわからないくらい。もともと、ネタ合わせしている時に「これ、ショートしちゃうな」って、言ってたんですよ。最初45分くらいで終わっていたからね?「1時間いくよな?」と言っていたのが、気づけば2時間以上で。それは本当にお客さんに連れて行ってもらった感じですかね。
――初日の見どころ?
しずちゃん
本当にその演出家、演者さんの力がすごくて。もう、1回きりがもったいない、本当にもったいないっていう。けいこ期間はそんな長くなかったけど、でも毎日毎日しっかり作り込んで、めっちゃけいこしたので。吉住さんは、やっぱりけいこ少なくても、あの長台詞をちゃんと決めてくるっていうか。やっぱり芸人って本番で爆発するなと。じろうくんも芸人やから、本以上の面白さを出すんですよね。あれはさすがやなって。
中野くんは、ちょこっと途中で出るんですけど、そのちょっとの出番だけで爆笑さらっていく彼のキャラクター、かわいらしさとかが、キャラの作り方もうまいし、やっぱり芸人さんすごいなと思いました。鄭亜美さんは、俳優さんなのですが、一番ぶっ飛んでる感じで。演出をつけられてないのに、すごい自分でちょっとこうクレイジーな役を作って、持ってくるんですけど、それがまた面白くて。この方もすばらしいなって思って。あと、演出家の方も、発想も演出のつけ方も「なんでそんな発想が出てくるの?」と思うような面白い言葉だったり、発想で、いろいろすごいなって。
山里
自分の見てほしいところは?
しずちゃん
私は、そうですね…。やっぱり、最後のシーンですかね。ちょっとやっぱり“女優”が出ちゃったかなっていう(笑)。
山里
すごい本だったじゃない。やる上でプレッシャーとかなかったの?
しずちゃん
それぞれいい人そうに見えて、何かを持っている人たちが、最終的に中身や本性が出てくるみたいな話なんですけど。そこら辺が、自分も含めて出てきたところとかを見てほしいです。全然わかりにくいですよね(笑)。
山里
僕も見ていたんですけど、めちゃくちゃ面白かったです。しずちゃんの言葉で言うと「1回だけはもったいない」というか。これいろんなところでやって、どんどんどんどん練っていくと、またとんでもないお化けコントになるんじゃないかなってくらいの。すごく面白かったんで、これが本当見たいっていう方も声も多かったんで。あともう本当名演です、みんな。すごいです。脚本家の方、天才だと思うので。それを天才たちが演じたんで、相当面白いと思います。
■山里、豪華ゲストとの漫才「お笑いやっていてよかった」 しずちゃんは戦々恐々も「最終的には勝ちました(笑)」
――2日目の見どころ?
山里
最高でしたね。夢見ているようでした。ずっと。本当は慌てふためいて、ショックを受けなければいけないかもしれないけど、センターマイクと、もうひとり横にいる人に対しての、多幸感が強すぎて。3日目の練習をしなければいけないのに、ずっとエゴサーチしちゃった(笑)。全然帰んなかったし、楽屋から。手応えがあった時の芸人あるあるで、全然帰らないっていう(笑)。そしたら、初代マネージャー以外全員帰っちゃった。
だって、古舘伊知郎さん、和牛の水田、あのちゃん、そして爆笑の太田さんですよ。よくこの人たちが引き受けてくれたなっていう。なんかシンプルな感想で、僕はお笑いやっていてよかったなって、心から思った日だったんですよ。多分死ぬ時に思い出す光景に絶対入るなって思うぐらい、最高の日だったので。見たいって声もたくさん出ていて、アーカイブ無理なんだよなって言っていましたけど。
ひょっとしたら、太田さんだけ2秒ぐらいで終わるかもしれませんけど(笑)。さすがにアーカイブだと、全部ってなるかわかりませんけど、でも極力生のままでお届けするっていう話を。出てくださった方々も、いや、漫才ってのは生モノだからって、けっこうド派手に使っちゃってよっていう空気らしいので。アーカイブでも、その時のドキドキ感、完全アドリブ即興漫才を楽しんでいただけると思うので、ぜひ本当に見てほしいなと思います。
――しずちゃんは2日目を見ていた?
しずちゃん
見ていました。すごかったですね。もう皆さんすごくて。それぞれ全然タイプが違うんですけど、すごいなって(笑)。なんかそれ見た後「あしたあるんや。見んかったらよかったかな」ってちょっと思いました(笑)。こんな即興でこれやっちゃうんやと思って。すごすぎて、圧倒されました。
――3日目を迎えるにあたって?
しずちゃん
人と比べたらあかんと思って。不安とかを消すために。自分は何があるか、自分の持っているものは…と考えた時、20年山ちゃんとやってきたっていう事実っていうのは、他の人にない。山ちゃんの弱みも握っているし、そういうところは、誰より、プライベートは知っているとか。そういうところで、自分は大丈夫って思いながら、きょう来ました。
――3日目の漫才中には、きのうの4人に「勝った」という発言もありましたが?
しずちゃん
最終的に勝ちましたね(笑)。
山里
今の南海キャンディーズの全部を出せた…というか、出させられたというか。もうなんか、出さざるを得ない状況になって。本当にお客さんに引っ張られて、本来の予定よりもはるかに長く、そして本来の予定よりも身を切ってしまったので。でも、きのうの方々がそんなにここをやめてくれって言ってないのに、きょうの漫才でオレがここをやめてくれって言ったら、それはちょっと違うだろうってなるんで、言えないっていう状況に、すごく嫌な思いです。ちょっとね、どの箇所って言わないですけど、ちょっと絵本の読み聞かせで1冊だけ消したいところがあるんですけども(笑)、そのご相談だけでちょっと後でしようかなと。
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2024/03/24