元King ＆ Princeのメンバーでソロアーティストとして活動する岩橋玄樹が、23日発売のファッション誌『ViVi』5月号（講談社）に登場する。約6年ぶりの同誌への出演を果たす。

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　今回は、1st写真集『Labneh』の発売を記念し、5ページにわたって初のソロ特集を組む。テーマは「POP STARのカコ・イマ・ミライ」となる。

　唯一無二の表現者でありながら、「あ、こういうものを求められているんだな」という空気を瞬時に察知し、そのキャラクターや雰囲気を自分に憑依させる岩橋。撮影当日も用意した3パターンの衣装ごとに見せたことのない表情をのぞかせた。

　グレーのジャケットをタイドアップしたプレッピーなルックでは、ワイルドかつ上品に着こなし、カラフルでオーバーサイズのニットではフードをかぶってかわいらしさを際立たせ、タンクトップとシャツのコーディネートは、自然体な姿とアンニュイな表情を見せるなど、それぞれのコンセプトを見事に消化した。

　撮影後、あまりのかっこ良さから当初の予定を急きょ変更し、無理やりページ数を増やしたという。未公開となったカットも後日、「NET ViVi」で公開する。

　インタビューでは、岩橋の「過去・現在・未来」を切り口に、写真集の撮影についてはもちろん、自分自身に対して、ファンに対して、深く考え続けた胸の内を語る。前の事務所を辞めて、単身でアメリカに渡った際「ずっと応援してくれたファンの人たちは、僕にとっては家族みたいな存在だったので『笑顔でいるかな？』『さびしがっていないかな？』とか。いろんなことが心配になっちゃって。ファンが1人でもいるうちは、その人を笑顔にして、幸せを作っていくことが、唯一の僕にできることなんじゃないかと思ったんです」と、当時の思いを振り返った。

　また「新しいアイドル像」を提示してきた岩橋が「ポップスター」と名乗るようになった思い、徹底したセルフプロデュースの裏側や、アーティストとしての夢を語る。

　今号の通常版表紙は藤井サチ＆嵐莉菜、特別版表紙はNiziUが飾る。