人気経済小説『ハゲタカ』などで知られる小説家の真山仁氏が、4月6日からスタートするテレビ東京の経済番組『日経スペシャル ブレイクスルー〜不屈なる開拓者〜』(毎週土曜 前10:30)でMCに挑戦する。19日、同局内で取材会に参加した真山氏が佐々木明子アナと番組の展望を語った。
同番組は週末こそ、じっくり骨太なテーマの番組や未来に向かって走り続ける開拓者から“気づき”や“勇気”を得たい若者など幅広いビジネスパーソンに次世代の主役たちの動きや情熱を伝える。真山氏自身も挑戦の現場に飛び出し、世の中を変える可能性を秘めたテクノロジーやビジネスを取材。小説家ならではの言葉のちからで開拓者のアツい想いや人間像に迫る。
実際に、挑戦するビジネスパーソンに取材をすでに行った真山氏。「若い人たちの元気がない」と前置きしつつ「挑戦したいけどできない。結果が大事でなぜ成功できたかさかのぼる番組は多いけど、大切なのは結果だけ。日本の世の中に必要なのはチャレンジ。失敗をネガティブに捉える事が多い。今回の番組を始めるときに申し上げたのは、結果は横において、挑んでいる姿こそもう一回日本がブレイクスルーかもしれない、そういうことにフォーカスをあてたい。こんな番組ないと思います」と手応えをみせる。
続けて「寄り添うのではなくエールは贈るけどじっと見つめる。一番知りたいのはなぜ戦うのか。心の中を丸裸にするような取材をリアルにお見せしたい」と奮起した。
一方、今春で『WBS』を卒業し、真山氏との新番組に参加する佐々木アナは「私にとってもブレイクスルーなタイミング。しかも真山さんとご一緒するのは本当にうれしい。『ハゲタカ』でまだ報道番組に来たての頃に読んで実態を学んだ。報道のスタートを開いてくださったまやまさんと次のステージでご一緒できるなんてこんな幸せなことはない」と喜びを語った。
コメンテーターとしても活動してきた真山氏だがテレビ出演が好きなのか聞かれると「全然。ずっと小説を出していたいです」と本音も。「『NEWS23』に出ていますけど『出てください』と拝まれているわけではない。どちらかというと、世の中に物申したい小説を書いてきた。小説が売れて世の中が変わっていく実感があれば、ずっと黙々と小説を書いている。けど言いたいことを小説のなかに逃げて、社会に問題提起しないのかと、一部から言われたんです。だったらリスクをとってでも、本来こういうことが起きるんじゃないか、ということを言う機会があるんであれば私のようなものでもよければ挑みましょう、と」と理由を明かした。
「でもテレビにたくさん出れば、小説が書けなくなる。毎週には抵抗があったんですけど、(プロデューサーの)吉田さんにほだされて…まだ半分後悔していますけど(笑)」とする真山氏に、佐々木は「お弁当の合間にも、ゲラチェックしていましたよね」と驚くと「忙しいのを自慢しちゃだめ。できますと言った以上は、忙しいのは言い訳にならない。『この一言を、誰かがささやいてあげれば立ち上がれるのに』とか、『成功はここにあるので、もう一踏ん張りしろよ』とかこういうことをいうと、今はパワハラです、と言われる。代わりに叱ってあげるというのをやりたい、ただのおせっかいなオヤジです」と苦笑していた。
同番組は週末こそ、じっくり骨太なテーマの番組や未来に向かって走り続ける開拓者から“気づき”や“勇気”を得たい若者など幅広いビジネスパーソンに次世代の主役たちの動きや情熱を伝える。真山氏自身も挑戦の現場に飛び出し、世の中を変える可能性を秘めたテクノロジーやビジネスを取材。小説家ならではの言葉のちからで開拓者のアツい想いや人間像に迫る。
実際に、挑戦するビジネスパーソンに取材をすでに行った真山氏。「若い人たちの元気がない」と前置きしつつ「挑戦したいけどできない。結果が大事でなぜ成功できたかさかのぼる番組は多いけど、大切なのは結果だけ。日本の世の中に必要なのはチャレンジ。失敗をネガティブに捉える事が多い。今回の番組を始めるときに申し上げたのは、結果は横において、挑んでいる姿こそもう一回日本がブレイクスルーかもしれない、そういうことにフォーカスをあてたい。こんな番組ないと思います」と手応えをみせる。
続けて「寄り添うのではなくエールは贈るけどじっと見つめる。一番知りたいのはなぜ戦うのか。心の中を丸裸にするような取材をリアルにお見せしたい」と奮起した。
一方、今春で『WBS』を卒業し、真山氏との新番組に参加する佐々木アナは「私にとってもブレイクスルーなタイミング。しかも真山さんとご一緒するのは本当にうれしい。『ハゲタカ』でまだ報道番組に来たての頃に読んで実態を学んだ。報道のスタートを開いてくださったまやまさんと次のステージでご一緒できるなんてこんな幸せなことはない」と喜びを語った。
コメンテーターとしても活動してきた真山氏だがテレビ出演が好きなのか聞かれると「全然。ずっと小説を出していたいです」と本音も。「『NEWS23』に出ていますけど『出てください』と拝まれているわけではない。どちらかというと、世の中に物申したい小説を書いてきた。小説が売れて世の中が変わっていく実感があれば、ずっと黙々と小説を書いている。けど言いたいことを小説のなかに逃げて、社会に問題提起しないのかと、一部から言われたんです。だったらリスクをとってでも、本来こういうことが起きるんじゃないか、ということを言う機会があるんであれば私のようなものでもよければ挑みましょう、と」と理由を明かした。
「でもテレビにたくさん出れば、小説が書けなくなる。毎週には抵抗があったんですけど、(プロデューサーの)吉田さんにほだされて…まだ半分後悔していますけど(笑)」とする真山氏に、佐々木は「お弁当の合間にも、ゲラチェックしていましたよね」と驚くと「忙しいのを自慢しちゃだめ。できますと言った以上は、忙しいのは言い訳にならない。『この一言を、誰かがささやいてあげれば立ち上がれるのに』とか、『成功はここにあるので、もう一踏ん張りしろよ』とかこういうことをいうと、今はパワハラです、と言われる。代わりに叱ってあげるというのをやりたい、ただのおせっかいなオヤジです」と苦笑していた。
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2024/03/19