動画投稿サイトで会社役員らを繰り返し脅迫したなどとして、暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)、強要などの罪に問われている前参院議員のガーシーこと東谷義和被告(52)の判決公判が14日、東京地裁で開かれた。佐伯恒治裁判長は、東谷被告に懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。 この日の公判には、一般傍聴席19席に対し、傍聴整理券を求め240人が列を作った。倍率は約12.6倍だった。判決後には同地裁から移動するガーシー被告に対し多くの報道陣がカメラを向けた。 起訴状によると、ガーシー被告は2022年2〜8月、YouTubeで俳優の綾野剛らを脅迫したほか、23年2月には綾野ら2人の告訴状を取り下げさせようと、インスタグラムなどを通じて脅したとされる。検察側は懲役4年を求刑、弁護側は執行猶予付き判決を求めていた。
2024/03/14