9人組グループ・Snow Manの岩本照、深澤辰哉、宮舘涼太が7日、都内で行われた新橋演舞場4月公演『祭 GALA』製作発表記者会見に登壇した。昨年、長年愛され続けた『滝沢歌舞伎』が終幕し、新たに同所で主演・演出を務める3人が“役割分担”を発表した。

【写真】その他の写真を見る

　『滝沢歌舞伎』をはじめ、舞台、映像など幅広いジャンルを通してその才能を発揮してきた3人が、今回、新たなエンターテインメントを創造。公演タイトルには、日本語である「祭」と フランス語で祭りを意味する「GALA」という同じ意味を持つ語を使用し、和と洋の要素を盛り込んだ祝祭感のある華やかなステージを表現する。

　まず振り付けを担う岩本は「気づいたらやらせていただいています」と恐縮しつつ「振り付け、構成、音響、照明…ほぼほぼ入らせていただいていてる。どういうふうに踊ったらおもしろいか、とか、より2人やほかのキャストさんのエネルギーを届けられるのか、頭の中で想像しながら振りをつけている最中です」と報告。

　一方、宮舘は「衣装を担当させていただいて、岩本のつくる振り付けの世界だったり、後ろにも大勢の方がでていただくので、そことのバランスをとらせていただくのと同時に、オープニングのデザインをコシノジュンコさんにお願いしまして。ド派手な衣装を作っていただくことになりました」と見どころを紹介した。

　そんな中、深澤は「僕は差し入れ担当です。僕たち3人は同じグループで常に一緒にやってますけど。キャストのみなさんは初めての方がいらっしゃるなかで、作品を作る上で大事なのはスタッフやキャストのみなさんとの絆が大事。僕になにができるか…これは差し入れだなって」と強調。

　さらに「4日後に1回、ピザパーティーやります。こんなのおやすいもんですよ」と得意げに。宮舘から「初めて聞きますね。『ピザパーティーやります』（報道陣が）『おぉ〜』って…」と冷静にツッコミを入れると、深澤は「本番だけでなく、リハーサルからみんなで気持ちを作らなければ」と“差し入れ担当”として使命感を燃やしていた。

　4月1日から29日まで上演。