昨年にAKB48を卒業した湯本亜美（26）が26日、3月31日に両国国技館で行われる東京女子プロレス春のビッグマッチ『GRAND PRINCESS’24』でプロレスデビューすることを発表した。同日に会見を行い、湯本が意気込みを語った。

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　AKB48グループといえは、メンバーがプロレスに挑んだテレビ朝日系連続ドラマ『豆腐プロレス』が話題となり、アイドルグループ・SKE48の荒井優希がプロレスデビューしている。『豆腐プロレス』でコマネチ湯本として活躍していた湯本は、昨年12月にプロレスラーで俳優の角田奈穂と舞台で共演したことをきっかけにリングに上がることが決まった。

　湯本は「奈穂さんと昨年12月に舞台で共演させていただいた時に、『私も豆腐プロレスやってました』みたいな軽いお話から始まって、プロレスの話をたくさんして、こういったご縁だったり、奈穂さんに誘っていただいて挑戦してみようと。プロレスをすることに決めさせていただきました」と経緯を説明した。

　角田も会見に同席し「私は今、二足のわらじとしてお芝居もプロレスも、どっちも欲張って活動をさせていただいています。去年舞台で共演した出会いがきっかけで、舞台の共演者と両国国技館っていう大舞台で一緒に同じリングに立つことができる。そのきっかけを作ることができて、すごくうれしいし、どっちも欲張ってきてよかった、また二足のわらじをやってきてよかったっていう意味をまた1つ生み出すことができて、うれしいです」と笑顔で語っていた。

　現状では、湯本と角田の2人が組むことが決まっているが、タッグマッチになるのか、6人タッグ以上の形式になるのかは調整中という。湯本は「奈穂さんと組ませていただく。1人じゃない。6年前に『豆腐プロレス』でプロレスには少し携わってましたが、奈穂さんが隣にいてくれるっていう安心感もあります。今年明けから基礎練習を主に、体作りもちゃんとやっています。受け身の練習をしたりとか。全然まだまだ、ゼロから改めてスタートしたので、奈穂さんと試合する日が とても今から楽しみです」と抱負を語った。

　角田も「プロレスの話をしてる時からアクロバットが得意っていうのは聞いてたんですけど、（基礎練習中で）まだリングで飛び回る亜美ちゃん見てないので、今からすごく楽しみ。ポテンシャルはめちゃめちゃ秘めてると思っているので、今まで見せたことのない亜美ちゃんの姿を見てほしいなと思う。私たちの戦いを楽しみにしていただけたらいいなと思います」と呼びかけた。

　また、家族やAKB48のメンバーに報告をしたのか問われると湯本は「家族はすごく前向きに応援してくれています。まだメンバーには秘密にしていて、この情報解禁と共にみんなにびっくりしてほしいなって。仲のいいメンバーだったり近しい人にも秘密にしてあったので」とイタズラっぽく笑った。荒井を意識するのかについては「やっぱり荒井さんはチャンピオンですし、私はまだプロレスをゼロからスタートさせたばかりなので…。すごく荒井さんのことは尊敬してますし、私はまだまだそのレベルでは全然ない。尊敬してるっていう先輩です」と話すに留めた。

　どんな技をしたいかも言及。「アクロバットが得意なので、バク転だったり、とにかくリングでは跳ね飛び回るような。おてんば娘ってお母さんから言われてるので、そんなぴょんぴょん、ぴょんぴょんした技をやりたいなと思います」と宣言すると「練習を頑張ってしてるので楽しみにしていてください」とメッセージを送った。

　定期参戦するのかについての質問も。湯本は「ありがたいことに夏までいろんなお仕事が決まっていまして。3月31日以降の試合はまだ詳しくは決まっていませんが、うまく両立していけたらいいなと考えております」と継続的に出場することに意欲を見せていた

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