俳優の井桁弘恵が、着物レンタル「VASARA」のブランドアンバサダーに就任し、「MEMORIES MUSIC VIDEO ハレ1000」プロジェクトにおいて制作されるミュージックビデオ（MV）に出演する。

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　同ブランドでは、着物を着用して過ごす特別な一日の思い出を形に残すべく、動画サイトでの楽曲使用動画総再生回数が2億回を超える「わがまま」などが話題の北海道出身3ピースロックバンドKALMAの書き下ろし楽曲「Oh Baby」とともに1000人分の思い出のワンシーンをつなげた映像を制作する「MEMORIES MUSIC VIDEO ハレ1000」プロジェクトを展開。MVは“ハレ”なムードが伝わる映像に仕上がった。

　井桁のほか、人気インフルエンサー“ふーりー”こと古澤里紗や、モデルで俳優の久保乃々花も登場し、本プロジェクトを通じて生まれた笑顔や“ハレ”なムードを視聴者に伝える。さらに、着物ダンスは振付師のえりなっちが考案した、着物でも踊りやすく、映えやすい動きを取り入れている。

　また、画角やサイズ感の変化をつけることで振り付けの見え方や人物の写り方にバリエーションをもたせ、着物の袖を振り付けに取り入れることでかわいく盛れて見え、歩く・回るなどの、ダンスではない日常の動きで着物の魅力を最大限引き出した映像になっている。

　MVの制作にあたり、撮影のメイキング映像も公開。監督の指示を真剣に聞く様子や、本編では明かされなかった友人とのやりとりなども見ることができる。また、ダンスパートの最終確認をする姿や、最後までチェックを怠らない井桁の勤勉さが垣間見えるメイキングシーンとなっている。

　撮影を振り返ってみての感想を井桁は「今日はすごく天気が良くて、晴天が広がってて、その中で素敵なお着物を着させていただいた」と、屋外撮影での悩みをまったく気にすることなく撮影できたことに触れつつ「友達役の方とダンスをしたり、おみくじを引いたり、お参りしたり、自然に楽しんで撮影できた」と、普段らしさを表現できたと笑顔に。踊ってみた感想について聞かれると、「音楽に乗りながら簡単な動きだったのですごいノリノリで、かつ着物を着ていても無理のない動きの中でのダンスだったのですごく楽しかった」とダンスパートも難なくこなせたことをアピール。「ずっと踊っていたいぐらい楽しかったです」と着物ダンスの魅力について語った。

　また、着物については「お正月に親戚で集まる時にみんなで着たりとか、親戚の結婚式の日にお着物を着たりとか結構私の家族はみんな、母も姉もお着物を着るのがすごく好きなのでいくつか持っている」と、家族そろって着物好きであるとコメント。「3人で着回したり、母が代々着ていたものを姉と私が着たりっていうこともしてます」といい、具体的なエピソードとして「母親も成人式で着てた振袖を姉も成人式で着て、私も成人式で着て」と、当時を思い出しながら着物への愛情を語った。

　真剣な表情から一変、恥ずかしそうに語ったのは卒業式のエピソード。「恥ずかしいんですけど、好きな人に第2ボタンをもらいました」と笑みをこぼしながら告白。「頑張ってタイミングを見計らって行って「第2ボタンちょうだい！」って言ってもらったのがすごく甘酸っぱい良い思い出です」と、これまでのインタビューの様子とは異なるやさしい表情で話す。

　この春卒業する人に向けるコメントとして「卒業って少し寂しかったり、いろんな感情が湧くすごく大事な1日だと思う」と自身の過去と重ね合わせ、「寂しさだったりワクワクだったり、その時にしか味わえない感情をいっぱい存分に味わってもらって、その思い出を胸にまた新たなステージで頑張ってもらえたらなって思います」と締めくくった。

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