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『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の魅力をDolby Cinemaで再発見 試写会レポートで映像や楽曲の魅力を解説

 アニメ「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ」の約20年ぶりの完全新作となる『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(公開中)のDolby Cinemaの試写会が、このほど都内で開催された。

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のビジュアル(C)創通・サンライズ

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 Dolby Cinemaは映像と音響のパワフルな技術に、卓越したシアターデザインが組み合わせられることにより、映画館を最高に魅力的なシネマ体験を届ける空間。最先端の光学・映像処理技術を採用したドルビービジョンプロジェクションシステムにより、他の映像技術よりも、広色域で鮮明な色彩と幅広いコントラストを表現するハイダイナミックレンジ映像を実現した。ドルビーアトモスは、これまでにないリアルなサウンドでシアター館内を満たし、縦横無尽に空間内を移動させることで、今まで体験したことが無いような没入感を味わうことができる。

 圧巻だったのは冒頭の夜戦シーン。ブルーコスモスによる侵攻だったが、暗い中でも驚くべき色彩の豊かさで、ウィンダムやデストロイガンダムの動きがくっきりはっきり。恐怖心をかき立てられる映像となった。そして、そこに登場するのが、ライジングフリーダムガンダムやイモータルジャスティスガンダムなど世界平和監視機構・コンパスのモビルスーツ(MS)たち。その後の戦闘シーンも、Dolby Cinemaではより目が離せない描写に。手に汗握るシーンや、終盤に登場するディアクティブモードのMSたち、宇宙での戦いとなった“分身”もDolby Cinemaだからこその色合いで楽しめる。

西川貴教アーティストビジュアル (C)創通・サンライズ

西川貴教アーティストビジュアル (C)創通・サンライズ

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 また、本作の魅力の1つの音楽も際立った表現に。冒頭で「オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキング」で2週連続1位を獲得した西川貴教with t.komuro「FREEDOM」が流れると映画に一気に没入。そして、大気圏にMSたち突入するシーンで期待感は一気に高まる。さらに、劇中のクライマックスでは、あの名曲も。流れた瞬間に20年の時を経て、『SEED』時代の名シーンとリンクし、最高の瞬間が到来する。もちろん劇中歌として流れる中島美嘉「望郷」、エンディングテーマとして物語を締めくくるSee-Sawの「去り際のロマンティクス」もDolby Cinemaならではの引き込まれるサウンドで胸を打つメロディとなった。

 9日からは週替わり入場者プレゼント第3弾「コマフィルム」もスタート。通常上映と4DX・MX4D・Dolby Cinema上映で配布されるカットが異なるため、こちらも手に入れたい。

 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズは、2002年10月より全50話で放送された、21世紀に入って初めて制作されたテレビシリーズのガンダム作品。物語は遺伝子調整がおこなわれた人類(コーディネイター)とこれまでの人類(ナチュラル)が、軍事組織ザフトと地球連合軍にわかれ戦いを繰り広げる。この戦争を通じ、コーディネイターである主人公のキラ・ヤマトの苦悩と成長が描かれている。

 これまでのファン層に加え多くの女性層を獲得し、最高視聴率8.0%を獲得。さらに小学生を中心に第二次ガンプラブームを巻き起こし、“新世代のガンダムシリーズ”として一世を風靡(ふうび)した。

 また、2004年10月から続編となるテレビシリーズ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』も放送され、前作を上回る最高視聴率8.2%を獲得。シリーズ累計のパッケージ販売数は驚異の400万本を超え、音楽、イベントなどテレビアニメシリーズの枠を超えて、日本中を席巻した人気作品となっている。

 シリーズの完全新作となる『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のストーリーは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の続編となり、戦いが続く世界でキラやアスラン、シンたちの新たなストーリーが展開される。

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