錦織一清(58)が8日都内で行われた、演出・出演の舞台『あゝ同期の桜』の取材会に登壇した。錦織のほかには、共演の渋谷天笑、高橋虎之介、渡口和志、吉田和正、室将也、釡谷海来、新井元輝が出席した。
同作は海軍飛行予備学生十四期会の遺稿集『あゝ同期の桜・帰らざる青春の手記』をベースに書かれた榎本滋民の原作をもとに、上田浩寛が脚本を手掛けたもの。錦織は2015年、16年の演出に続き3度目の演出となるほか、初出演もする。
「今回は、普段僕が作る演劇とは一風変わっている。手記であることに重きを置き、ノートを持ちながら進めるモノローグのお芝居。深いテーマであるが、この中を明るく生きた若い人たちがいたことを描きたいと思った」と錦織。
終戦から80年近く経ち、戦争を知らない世代がほとんどを占めている現代。「僕たちが平和に暮らせているのは誰のおかげなのかということを見つめ直す機会になれるんじゃないかと思っています。僕は当時を生きた人間ではないけれど、親から聞いた話は鮮明に残っている。高齢になって、語り継ぐ人がいなくなる。僕ら、この作品がそういう役目になれればいい」と力を込めた。
今回は出演もすることについては「物語の導入や、重要な場面、現代から戦時中への橋渡し役…ストーリーテラーとして、僕がジョイント部分になれたらいいと思った」と明かしていた。
【東京・日本橋三越劇場公演】
3月9日(土)〜17日(日)/計13公演
【京都・南座公演】
3月30日(土)、31日(日)/計3公演
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同作は海軍飛行予備学生十四期会の遺稿集『あゝ同期の桜・帰らざる青春の手記』をベースに書かれた榎本滋民の原作をもとに、上田浩寛が脚本を手掛けたもの。錦織は2015年、16年の演出に続き3度目の演出となるほか、初出演もする。
「今回は、普段僕が作る演劇とは一風変わっている。手記であることに重きを置き、ノートを持ちながら進めるモノローグのお芝居。深いテーマであるが、この中を明るく生きた若い人たちがいたことを描きたいと思った」と錦織。
終戦から80年近く経ち、戦争を知らない世代がほとんどを占めている現代。「僕たちが平和に暮らせているのは誰のおかげなのかということを見つめ直す機会になれるんじゃないかと思っています。僕は当時を生きた人間ではないけれど、親から聞いた話は鮮明に残っている。高齢になって、語り継ぐ人がいなくなる。僕ら、この作品がそういう役目になれればいい」と力を込めた。
今回は出演もすることについては「物語の導入や、重要な場面、現代から戦時中への橋渡し役…ストーリーテラーとして、僕がジョイント部分になれたらいいと思った」と明かしていた。
【東京・日本橋三越劇場公演】
3月9日(土)〜17日(日)/計13公演
【京都・南座公演】
3月30日(土)、31日(日)/計3公演
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2024/02/09