3人組グループ・KAT-TUNの上田竜也が6日、約14年ぶりソロコンサート『上田竜也 MOUSE PEACE 2024〜我龍転生〜』(ヨミ：マウスピースニセンニジュウヨン ガリョウテンセイ)を東京・Zepp DiverCityを開催した。1月6日に初日を迎え、全国5都市15公演を巡った同ツアー。セミファイナル公演では中盤、メンバーの中丸雄一が登場するサプライズもあり、アンコールを含めた約20曲を披露した。

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　中丸は後半KAT-TUNの楽曲が続くブロックのラスト、人気曲「RESCUE」の終盤、突然ステージ上に設置された扉が開き、シンプルなパーカー姿で登場。ボイスパーカッションで楽曲を盛り上げると、その場は大きなどよめき、歓声、興奮の渦に包まれた。

　歌唱後に中丸は「まずは「上田竜也 MOUSE PEACE 2024」最終日、みなさんおめでとうございます」と激励。「いやすばらしい。ずっともちろん拝見させてもらってますけどエモい！学生時代から振り返ってみて、面白かった。よく頑張ってるよ」と興奮気味に褒めると「なんか上から目線だけど、ありがとうございます！（笑）」と軽口を叩きつつもうれしげ。

　この日は、開演前の電気トラブルもあったことで「諸事情でちょっと押してるから、早く切り上げないと…」と説明する中丸に会場は「え〜！」と惜しむ声が。それをくんだ上田は「すみません、夜公演は、押させていただきます！」とことわりをいれて、さらに観客を喜ばせた。

　今回、中丸は個人で開始したYouTubeチャンネルの撮影で来場したそうで上田は「だったらボイパやってくれよって」と出演を依頼。「編集して近々上田くんに無許可に出させてもらう」という中丸に、上田は本来会場が“撮影禁止”であることに触れ「こいつ、回してますからね」とチクリ。中丸は「“ギリギリで生きて”いくスタイル。注意されたらやめます」とひょうひょうとしていた。

　さらに中丸は「あとあれだな、一応ゲストで出させてもらってるってことだから…なにか衣装着させてくれよ」とポツリ。笑いを誘うと上田は「お前が衣装着てきたらやる気満々だと思われちゃう。俺の上着かしてやろうか？」としたり顔だった。