お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が9日、MCを務める日本テレビ系『DayDay.』（月〜金　前9：00）に生出演し、ダウンタウン・松本人志の活動休止についてコメントした。

【写真】その他の写真を見る

　番組として松本が報道休止するというニュースを扱い、「山里さん、松本さんは裁判に力を注いでいくということですが…?」と向けられた。山里は「今、事実無根という言葉をおしゃっているので、松本さんが。これものすごい強い言葉なので、本当にそうなのであれば、それで活動休止しなきゃいけないって、これとんでもないことが起きてると思うんですね」と受けとめた。

　その上で「でも」とし、「一方で、心に負った傷で今も苦しんでいる人がいるっていうんだったら、その人に対してはしっかり態度をとらないといけない。だから何が事実か全く分からない。真逆の事実が2つあるんで。それは多分これから裁判という形で明らかになっていくっていうんだったら、それの結果を聞いてしか、本当になんとも動けないというか…」と続けた。

　また「当面っていうのが、それが裁判が終わるまでとかだったら、いったいいつまでなんだろうとか、もう分からないことだらけなんですよね、今。正直な気持ち、そこです僕は」と語った。

　松本をめぐっては、昨年12月26日配信の「文春オンライン」、27日発売の「週刊文春」で性的行為疑惑が報じられた。吉本興業は「当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです」「法的措置を検討していく予定です」などと声明を発し、文春側は「記事には自信がある」としていた。

　そうした中で、松本が「裁判に注力したい旨」を申し入れたという。吉本は8日に公式サイトで「このまま芸能活動を継続すれば、さらに多くの関係者や共演者の皆様に多大なご迷惑とご負担をお掛けすることになる一方で、裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示されたことから、当社としましても、様々な事情を考慮し、本人の意志を尊重することといたしました」と説明。松本自身もXを更新し「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす」と伝えた。