Number_iの平野紫耀（26）がラグジュアリーブランドのイヴ・サンローランのビューティーライン「イヴ・サンローラン・ボーテ（以下、YSL）」初のアジアアンバサダーに就任し、都内で行われた会見に出席した。Number_i結成後、初の公の場になった。

【写真】その他の写真を見る

　平野は、シルバーヘアが目を引くスタイリッシュなブラックスーツで登場。就任を「すごくうれしかったです。子どものころから憧れていたブランドでしたので、その世界観の中に入れるのは光栄なことだなと思いました」と喜び、「クールでラグジュアリーなイメージが強かったので、僕なりに魅力を伝えられたらなと思っています」と意気込んだ。

　そして「2024年は良い意味で裏切りをしたいなと思っています」と宣言。「1月1日にNumber_iとしてデビューさせていただいたというのもありますが、26歳になってここから30代になっていくのですが、子どものころに想像していた大人になれているか不安なんですが、YSLと共にメイクアップをして魅力的な男性になっていけたらと思います。まだ自分も見たことがないメイクにもチャレンジしていきたいなと思います」と力を込めた。

　YSLの中でも特にフレグランスに親しみがあるという平野。「匂いが大好きなので、身の回りには常に香りがある方が安心するのですが、その中でもYSLの『リブレ』のバニラベースの香水をすごく気に入っていて、付けさせていただいています、今も手の甲に。マイクで話しているここから香りが」とにっこり。「緊張感のある場所でも、いい香りをかぎながら自分のペースに持っていける感じがします。手のアクションが大きいので、甲につける方がいろんなところに広がります。あとは足首につけて、下から匂いを」とルーティンを説明しつつ、手の甲に香水をつける仕草を再現した。

　平野は、同ブランドのアイコンリップ「ルージュ ピュールクチュール」の新WEB CMにも出演。起用理由について同社は「YSL BEAUTYは、若々しくエッジ―でラグジュアリーであるだけではなく、これまでになくシックで洗練されたイメージを理想とするブランド。平野紫耀さんはそれらを体現する完璧なアンバサダーです。世界を羽ばたく絶対的なアイコニック・スターになる、ユニバーサルなカリスマ性、誰もを惹きつける、大胆で自信に満ちた、力強い存在感のスターです。彼のスタイルは、とてもエッジ―で同時にクチュール。そのクリエイティブな2面性は、私他たちがずっと待ち望んできたものです」と説明している。

　CMについては「自分なのかなって思うくらいクールな仕上がりですてきだと思いました。かっこ良くて新鮮でした」と満足げ。CMで使用している「ルージュ ピュールクチュール」を着用して登壇した平野は「メイク室を出る前につけたとき、自分自身が高まっていく感じがして、背筋が伸びて、自信がついたような気持ちになれたので、何かに挑戦する方につけていただきたいです。パッケージもかわいいので、お守りになるアイテムとして持っていただいたらうれしいな」と呼びかけ。「メイク直しはお手洗いに行かれる方が多いと思いますが、（「ルージュ ピュールクチュール」は）皆がいる前で塗りたいな、『どうぞご覧ください』という流し目で塗っていることを見せたい」と、お茶目にアピールした。

　King ＆ Princeのメンバーとして活躍した平野は、2023年5月22日をもってグループを脱退、神宮寺勇太とともに前事務所（当時は「ジャニーズ事務所」）を退所した。その後、前事務所元副社長の滝沢秀明氏が立ち上げた新事務所「TOBE」に所属することを発表。10月15日には、岸優太も合流し、平野、神宮寺の3人で「Number_i」を結成した。2024年1月1日にに1st Digital Single「GOAT」を配信し、音楽活動を始動させた。

★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」